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町屋薬師とも言われる泉光院の境内の様子と見どころ

泉光院 寺院訪問・参拝レポート

再開発が進むと言われている鎌倉の深沢地区から少しだけ外れたところにある泉光院へ参拝に行ってきました。

観光で訪れる人がほとんどいないエリアだけに境内はとても静かですが、鎌倉らしさも感じられるお寺です。

実際に訪れて撮影した写真を添えて境内の様子や見どころを紹介します。

泉光院の山門

泉光院の入口は駐車場側と山門側の2箇所がありますが、やはり山門から入って参拝した方がご利益がありそうに感じませんか?

泉光院

山門が泉光院の最初の見どころにもなっています。

泉光院

立派な山門でこれから参拝するぞ!という気にさせてくれます。

泉光院の薬師堂

泉光院

山門から境内に入るとすぐ右手に御堂があります。薬師堂です。

この薬師堂が泉光院2つ目の見どころです。

泉光院は町屋薬師とも言われており、この薬師堂に祀られている薬師如来は眼病平癒のご利益があると言われています。

泉光院の薬師堂の扁額

扁額には「薬師堂」と右から左への横書きで描かれています。

泉光院の薬師堂の天水桶

泉光院の薬師堂の天水桶

薬師堂にも天水桶が設置されているのですが、四角いコンクリート製というのは少し珍しいです。

泉光院の宝篋印塔

薬師堂のすぐ横に宝篋印塔があります。安永8年(1779年)に建てられたものとのことです。

泉光院の本堂

泉光院 本堂

山門から正面に見える立派な本堂、これが泉光院3つ目の見どころです。

泉光院 本堂の天水盤

泉光院 本堂の天水盤

本堂の前には立派な天水盤が置かれています。

泉光院 本堂の大念珠

本堂で目に入るのが大念珠です。

泉光院 本堂の大念珠

上に滑車がついていて、ぐるぐる回せるようになっています。

泉光院 本堂の大念珠 説明

本堂の前には上記の通り説明されています。

正面の大念珠を回しお大師様への報恩の誠を捧げましょう

真言宗の寺院なので弘法大師へきちんとお参りしましょうということなのでしょうね。

泉光院 弘法大師像

本堂の前には弘法大師像もありました。

泉光院のいぼとり地蔵尊

泉光院のいぼとり地蔵尊

本堂から振り返って右側・薬師堂の隣に御堂があります。

泉光院のいぼとり地蔵尊

いぼとり地蔵尊です。泉光院4つ目の見どころです。

泉光院のいぼとり地蔵尊

中には3躯のお地蔵様が祀られています。いぼとり地蔵なので、皮膚病・いぼとりにご利益があるとされています。

泉光院の六地蔵

泉光院の六地蔵

いぼとり地蔵尊の後ろ側に6躯のお地蔵様が並んでいます。六地蔵です。

泉光院5つ目の見どころです。鎌倉では六地蔵はよく見かけます。

貞享元年(1684年)、江戸幕府5代将軍の徳川綱吉の時代につくられたそうです。

泉光院のやぐら

泉光院の墓地

本堂の脇から泉光院の墓地が広がっていますが、坂道になっており小高い山を切り開いて作られたことがわかります。

泉光院からの眺め

墓地の奥からは江ノ電バスの営業所が見えます。

この墓地は山を切り開いて作られたものだと書きましたが、山ならやぐらとかもあるかもしれない…と思いませんか?

鎌倉の寺院の山にはやぐらはよくあります。

泉光院のやぐら

一旦境内の外に出て墓地沿いに歩いていくと岩肌がむき出しとなって、やぐらがあるのがわかります。

泉光院のやぐら

蓋で閉じられていて、中がどうなっているのかわかりませんが、むき出しの岩肌とやぐらの跡、鎌倉らしさを感じられます。

このやぐら跡が泉光院6つ目の見どころです。

泉光院へ行こう

泉光院の仏像

派手さは無いお寺ですが、静かでゆったりした感じがします。

観光で訪れる人がいない分、ゆっくりと参拝が出来るのも泉光院の良いところです。

眼病平癒やいぼとり・皮膚病平癒にご利益があるお寺なので、それらの病気で気になることがあれば参拝に訪れてみてはいかがでしょうか?

以上、泉光院の境内の様子と見どころについてでした。

  • 住所:〒247-0065 神奈川県鎌倉市上町屋631
  • TEL:0467-46-5097
  • 御朱印:あり
  • 写経:なし
  • 参拝可能時間:24時間
  • 寺務所受付時間:概ね9:00~17:00
  • 拝観時間:24時間

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