勧行寺の境内の様子

腰越の龍口寺輪番八ヶ寺（片瀬八ヶ寺）の1つにもなっている勧行寺へ参拝に行ってきました。

腰越の日蓮宗の中でも小さな寺院で、見過ごしてしまいそうになりますが、小さいながらも歴史あるお寺です。

実際に訪れて撮影した写真を添えて境内の様子を紹介します。

勧行寺の境内の様子

腰越駅から歩いてくると石塔があるので寺院があることがわかりますが、よそ見をしていたら通り過ぎてしまいそうなところに勧行寺があります。

道から奥を見ると仏像が見えるので、お寺だということがここでようやくわかります。

道に見えているのが勧行寺の庫裡（寺務所）です。

境内に入り中に進むと右側に本堂が見えてきます。

本堂の上を見ると鬼瓦には井桁に橘の日蓮宗の宗門が描かれています。

目線を下げて軒下を見ると龍神が彫り込まれています。

扁額には寺号ではなく山号である「龍口山」が右から左への横書きが刻まれていました。

本堂にむかって左側には樹木葬墓と言われる共同墓がありました。

墓地側には見た目は白衣観音もしくは聖観音に見える菩薩像がありますが、これは水子観音菩薩とのことです。

庫裡（寺務所）の脇には石祠がありました。

お稲荷さんかな？と思いましたが、中に入っている像やその前に置かれた干支の置物から、お稲荷さんでは無いようです。

狭い境内ですが、窮屈さを感じることはなく、ほのぼのとした雰囲気がありました。

御朱印は少しいただきにくい勧行寺

御朱印をいただこうと寺務所へ伺ったのですが、住職が不在ということでいただくことが出来ませんでした。

翌日も伺ったのですが、この時も不在でいただけず。

2回連続でいただけないとご縁が無いかな？と思ってしまうんですよね。おそらく腰越の寺院の中では一番御朱印がいただきにくいお寺かもしれません。

以上、勧行寺の境内の様子と参拝レポートでした。

• 住所：〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越2-19-15
• TEL：0467-31-0382
• 御朱印：御首題のみ
• 写経：なし
• 参拝可能時間：24時間
• 寺務所受付時間：概ね9:00～16:00
• 拝観時間：24時間