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浄泉寺の境内の様子と見どころ

浄泉寺 寺院訪問・参拝レポート

鎌倉から江ノ島に向かう国道134号線沿いにある浄泉寺へ参拝に行ってきました。

元々は道を挟んで向かいにある小動神社の別当寺だったお寺で、国道がすぐ横にある割には落ち着いた雰囲気のある静かな境内です。

実際に訪れて撮影した写真を添えて境内の様子や見どころを紹介します。

表参道と裏参道のある浄泉寺

浄泉寺の最寄り駅は江ノ電「腰越駅」ですが、腰越駅から最短のルートで行くと裏参道から入ることになります。

浄泉寺 裏参道入口

腰越駅の前の道から歩いてくると細い道を通って直接、浄泉寺の境内へと入ります。

浄泉寺の山門

少し遠回りになりますが、国道134号線から向かうと山門のある表参道に出ます。

初めて訪れる時はやはり山門から入りたいので、この日は表参道となる山門側から入りました。

浄泉寺の山門

浄泉寺

浄泉寺の山門は朱塗りの山門で寺院にしては少し珍しいと言えます。

この山門が浄泉寺最初の見どころです。

浄泉寺 山門の波型の鐙瓦

浄泉寺 山門の波型の鐙瓦

山門では是非屋根を見てください。

波を描いたと思われる鐙瓦が左右に取り付けられています。

浄泉寺の本堂

浄泉寺

山門から境内に入ると左斜め前方に参道が続き本堂が見えます。この本堂が浄泉寺2つ目の見どころです。

浄泉寺本堂

まずは屋根から見ていきましょう。

浄泉寺の鬼瓦

鬼瓦にあたる部分には、「丸に隅立て四つ目」と言われる寺紋が描かれています。

これはおそらく小動神社を創建した佐々木盛綱に関係しているものと思われます。佐々木盛綱の家紋がこの「隅立て四つ目」というものだったからです。

浄泉寺の軒下の木彫り

少し目線を下げると鶴か鳳凰かわかりにくいですが、鳥が刻まれています。

浄泉寺の木彫りの龍

そして龍神も刻まれています。

浄泉寺の木彫りの唐獅子

浄泉寺の木彫りの唐獅子

左右には木彫りの唐獅子が取り付けられています。

浄泉寺 本堂の扁額

扁額は右から左への横書きで「浄泉寺」と描かれています。

浄泉寺 本堂の鐘

浄泉寺 本堂の鐘

浄泉寺で他の寺院と異なるのが本堂に吊るされた鐘です。

普通は左右どちらかに1つの鐘が、左右に鐘が取り付けられています。

浄泉寺 本堂の左剣不動明王の看板

本堂の左側にかけられた看板には「左剣不動明王」と書かれていますが、これは浄泉寺の御本尊である不動明王像が左手に剣を持っているからです。

一般的な不動明王は右手に剣を持っていますが、浄泉寺の不動明王像は左手に剣を持っている少し変わった不動明王像になっているそうです。

浄泉寺の地蔵堂と弘法大師像

浄泉寺の永代供養廟

本堂に向かって左側に仏像がある石で出来たものがありますが、こちらは永代供養廟で、中央に座っているのは弘法大師(空海)です。

浄泉寺の石塔

永代供養廟の左横に仏像が5体刻まれた石塔がありますが、この石塔は腰越の寺院に宗派関係なく置かれていることが多いです。

浄泉寺の地蔵堂

永代供養廟の隣に御堂があります。

浄泉寺 地蔵堂の扁額

扁額に「地蔵堂」と描かれています。

この弘法大師像と地蔵堂が浄泉寺3つ目の見どころです。

浄泉寺の地蔵堂の中

地蔵堂の中には中央にお地蔵様、左右に弘法大師像が安置されています。

浄泉寺は、弘法大師 相模二十一ヶ所霊場 第16番にもなっており、更に伝承では空海が創建したことになっているので、坐像の弘法大師像があるのは当然です。

浄泉寺 関東大震災供養塔

地蔵堂の奥には関東大震災の供養塔がありました。鎌倉は関東大震災で甚大な被害を受けています。

浄泉寺へ行こう

浄泉寺 本堂

特に大きい訳でも無い、景色が良い訳でもない、浄泉寺はそんなお寺ですが、ほっと落ち着けるお寺です。

絶景は目の前にある小動神社の展望台から楽しめるので、小動神社の参拝と兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか?

住職の方がとても親切で御朱印も気持ちよくいただけます。

以上、浄泉寺の境内の様子と見どころについてでした。

  • 住所:〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越2-10-7
  • TEL:0467-31-5577
  • 御朱印:あり
  • 写経:なし
  • 参拝可能時間:24時間
  • 寺務所受付時間:概ね9:00~16:00
  • 拝観時間:24時間

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