安養院は、鎌倉市大町に鎮座するお寺です。
鎌倉の人気スポット「鶴岡八幡宮」とは反対方向になるため、訪れるのにやや不便を感じますが、鎌倉三十三観音霊場第三番・鎌倉二十四地蔵尊霊場第24番にもなっており、土日ともなれば訪れる人も多くなっています。
また4月下旬から5月上旬は境内がツツジで囲まれるツツジ寺としても有名です。
安養院 詳細とアクセス方法
- 読み方:あんよういん
- 住所:〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町3-1-22
- TEL:0467-22-0806
- 御朱印:あり
- 写経:確認中
- 参拝可能時間:8:00~16:30
- 寺務所受付時間:参拝時間と同じ
- 拝観時間:参拝時間と同じ
- 拝観料:200円~
- 駐車場:あり
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし(停められるスペースはあり)
- トイレ:あり
- 宗派・宗旨:浄土宗
- 本尊:阿弥陀如来
- 山号:祇園山
- 院号:安養院
- 寺号:田代寺(たしろじ・長楽寺という場合も)
- 正式名:祇園山安養院田代寺
- 別称:なし(一部で「つつじ寺」とも)
- 創建年:1225年(嘉禄元年)
- 開山:願行
- 開基:北条政子
- 公式サイト:なし
安養院へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅(東口)から徒歩約11分(約850メートル)
- 鎌倉駅から京急バス「鎌30・31」系統に乗車、「大町四ツ角」もしくは「名越」下車、徒歩約2分
駐車場はあるものの、土日を中心に満車のこともあるため、公共交通機関で向かうのがおすすめです。もしくは近隣の有料駐車場に停めることになります。
安養院の拝観について
山門に賽銭箱が置かれており「拝観料」として1人200円を入れるようになっています。
なお12月29日から12月31日、8月10日(四万六千日)は拝観は休止となります。
安養院の由緒・歴史
- 1225年(嘉禄元年):北条政子が夫・源頼朝の菩提寺として笹目谷に祇園山長楽寺を建立すると伝えられる
- 1333年(元弘元年):兵火により焼失し、大町にあった善導寺に統合される
- 1680年(延宝8年):再び全焼、源頼朝につかえた田代信綱が建立した田代寺の観音堂を移して再建される
Wikipediaだと出典不明で寺号が長楽寺になっていますが、かまくら春秋社発行「鎌倉の寺 小辞典」では田代寺とされています。院の御朱印には「田代寺」と書かれています。
安養院のご本尊とご利益
- 阿弥陀如来
ご利益・御功徳は下記のものがあると言われています。
- 恋愛成就
- 良縁祈願
安養院の厄除け・厄年について
確認中
安養院の代表的な行事・お祭・縁日
- 8月10日:四万六千日詣り
安養院の文化財について
- 石造宝篋印塔:国指定重要文化財
安養院の車椅子対応・バリアフリー対応
階段があり、スロープが無いため車椅子での参拝は難しくなっています。ただし階段は数段のため、多少階段を上れる方なら参拝可能です。
安養院 訪問時注意点・備考
山門から先は、撮影禁止になっていましたが、2022年4月1日から解禁されました。
ただしマナーの悪い人が多いと再び撮影禁止にするかもしれないとのことなので、行き過ぎた撮影は行わないようにしましょう。
安養院の御朱印と札所
- 鎌倉三十三観音霊場 第三番札所(御詠歌もあり)
- 鎌倉二十四地蔵尊霊場 第二十四番札所
- 弘法大師 相模二十一ヶ所霊場 第八番
それぞれの御朱印が用意されています。
寺務所にていただけます。
納経代は各500円となっています(300円から値上がりました)。
なお鎌倉二十四地蔵尊の御朱印は最後であれば「結願」の押印をしてもらえます。
安養院の訪問・参拝・縁日レポート
安養院へ訪れた時の参拝レポートや安養院に関する詳細です。
安養院の関連リンク
安養院のフォトギャラリー
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安養院の墓地について
境内にわずかですが墓地はあるものの、区画数は多くなく一般墓の募集はほとんど行われていません。
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