銭洗水は、鎌倉市佐助にある銭洗弁財天宇賀福神社内にある伝承が残る湧き水です。
鎌倉五名水と呼ばれる鎌倉を代表する5つの名水(美味しい水)の1つです。
銭洗弁財天の中にありますが、拝観料はかからないので、拝観時間内であれば自由に見ることが出来ます。
銭洗水 詳細とアクセス方法
- 読み方:ぜにあらいみず
- 文化財区分:-(鎌倉五名水)
- 管理団体:銭洗弁財天宇賀福神社
- 住所:〒248-0017 神奈川県鎌倉市佐助2-25
- TEL:0467-25-1081
- 見学可能時間:8:00~16:30(巳の日は6時から)
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
- トイレ:あり
- 売店:あり
- 車椅子対応:可
- 公式サイト:なし
銭洗水へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅から徒歩約20分(約1.3km・半分近く上り坂)
- 北鎌倉駅から徒歩約30分(約1.9km・半分近く上り坂)
- 鎌倉駅西口から京急バス「鎌51」系統もしくは江ノ電バス「K1・K6」系統に乗車、「法務局前」バス停下車、徒歩約10分(約650km・半分近く上り坂)
- 大船駅東口から京急バス「船50」系統に乗車、「源氏山入口」下車、徒歩約11分(約650メートル・半分弱は上り坂)
銭洗弁財天宇賀福神社への参拝で訪れるのが一般的です。
銭洗水の歴史・由緒
1257年 (正嘉元年) 北条時頼は、 頼朝の心を継いで、この福の神(宇賀福神)を信仰し、「辛巳なる金」 の日を選んで人々に参拝させました。そして、時頼は、「天下の通宝である銭をこの水で洗い清めればきれいな福銭となり、その銭は必ず一粒百倍の力を現わして、一家は栄え、子孫は長く安らかになるであろう。」といって、自ら持っていた銭を洗って祈りました。 時頼の徳を慕って尊敬している人達は、 競って時頼にならい、 金銀財宝や、証文や衣類まで持ってきて、この水で洗い清めるようになりました。 すると不思議にも、一度この水で洗い清めた金銭は、どんな場合にもなくなることなく、 お金の貸し借りなどの証文なども無事に済んで、 貸借ともに、めでたく幸福利益を得るようにな ったといいます。
それからいつともなく、 「銭洗いの水」と呼 ぶようになり、鎌倉五名水の一 つとして知られ、巳の縁日には参拝する人が非常に多くなりました。
弁天のご神体の宇賀福神は水の神で、 体は蛇、 頭は老人の顔をしています。
かまくら子ども風土記 127ページより
今でも、この水でお金を洗いに来る人は数多くいます。
銭洗水の車椅子・障害者対応
車椅子でも銭洗水の前まで来ることは可能です。
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