2022年1月からスタートしたNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、その世界観や様々なエピソード、その時代の歴史等を紹介する「鎌倉殿の13人 大河ドラマ館」へ行ってきました。
実際に訪れて感じたこと、思ったこと、注意点を含めて、見どころも合わせて紹介します。
鎌倉殿の13人 大河ドラマ館 詳細
- 開催場所:鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム
- 開催期間:2022年3月1日(火)~2023年1月9日(月・祝)
- 開館時間:9:30~17:00(最終入館16:30)
- 休館日:無休を予定(ただし展示替え・鶴岡八幡宮の祭事により休館する場合あり)
- 入場料:大人1000円・小中学生500円(チケットの種類は後述)
入場料について
入場料は、大人1000円・小中学生500円となっていますが、いくつか種類があります。
- 日時指定の前売券
- 当日の状況次第で販売される当日券
- 年間パスポート(日時指定ありとなしの2種類あり)
日時指定の前売券
オンラインや鎌倉商工会議所・鎌倉市観光協会、旅行会社等で販売している日時指定のチケットがあります(窓口購入分は後からネットで日時指定を行う)。
日時を指定している分、必ずその時間に入場が可能です。ただし購入完了後・日時指定後のキャンセル・払い戻しは出来ません。
当日の状況次第で販売される当日券
当日券は、大河ドラマ館の1階・チケットカウンターで購入出来ます。
ただし日時指定が優先され、日時指定で入館者数の規定数を超えている場合は販売されないため、当日券で必ず見られるとは限りません。
ただ土日祝・鶴岡八幡宮の大きな祭事中を除けば、ほぼ当日券で見ることが出来ます。
3月開館で、この記事を書いている間に4回の土日がありましたが、4日間とも当日券で入場出来る状況でした。
ただドラマが佳境に入っていくと当日券では難しくなるかもしれません。
年間パスポート(日時指定ありとなしの2種類あり)
期間中何度も入場出来る年間パスポートがオンライン限定で2種類出ています。
年間パスポートとプレミアムパスポートです。
- 年間パスポートは3000円・事前に日時指定が必要
- プレミアムパスポートは20000円・事前に日時指定が不要
また鎌倉殿ミュージアムショップでご利用できる割引券2000円分(1000円券2枚)や人力車ツアー(1回分)がついています。
鎌倉殿の13人 大河ドラマ館の入場者予測数と混雑状況
鎌倉市は、開催期間の2022年3月1日から2023年1月9日までで50万人以上の来場者数(有料入場者数)を見込んでいます。
約300日間の開催で、50万人とすると1日あたり1670人の入場者数となりますが、平日は1日500~1000人くらいで、土日が1日2500~5000人くらいの予想だと思われます。
約7時間で500~1000人だとすれば1時間あたり多い時で150人くらいなので、平日であれば、修学旅行・中高生の団体見学と重ならなければ概ね入れるでしょう。
土日でも早い時間や遅い時間であれば、概ね入場できると思われます。
鎌倉殿の13人 大河ドラマ館の様子と見どころ
チケットを購入したら(日時を予約したら)、鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムの外階段を使い、2階へと上がります。
なお受付時にもらうパンフレットは絶対に捨てないように!
パンフレットには、鶴岡八幡宮の境内にある鎌倉国宝館や鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムから徒歩15分ほどの距離にあり鎌倉歴史文化交流館を無料で見られるチケットがついています。
鶴岡八幡宮の表参道側ではなく、裏側に回り込むようになっているので、注意して下さい。
階段を上ると北条義時役の小栗旬さんの等身大パネルが設置されています。
パネルに向かい左側が入口になっています。
混雑している時は、ここで入場チェックに時間が少しかかります。
そして中に入ると…撮影禁止エリアとなるので、写真はありませんが鎌倉殿の13人の登場人物の説明パネルや、大蔵御所のミニチュア模型などが並びます。
説明パネルは昨今の事情からか、タッチしなくても手をかざすだけでパネルをタッチしたのと同じようにパネルの画面をコントロール出来ます。
ただ少し反応が悪いのですが、コツを覚えるとスムーズに動かせるようになります。
少し先に進むと鎌倉時代の武将になったかのような気分が味わえるフォトスポットがあります。
烏帽子が置かれており、被って記念撮影することも出来ます。
源頼朝や北条義時になったつもりで撮影してみてはいかがでしょうか?
先に進むとドラマの中で実際に着た衣装が展示されています。
また等身大パネルも置かれています。ここは撮影可なので、パネルや衣装と一緒に撮影も出来ます。ここが一番の見どころです。
おそらくドラマが進むにつれて展示される衣装も変化していくとは思うので、定期的に訪れるのが良いのかもしれません。
衣装の展示の前には、横にかなり広く投影するスクリーンがあります。ここの前には足跡がついていて、足跡の上に乗って動作することで、スクリーンに様々なものが映し出されていきます。
スタッフの方曰く、かなりレアな画像とのことです。
レアな画像が出る条件は最大13人までがスクリーン前に立てるようになっていますが、13人の動きがほぼ同じだと出るとか、出ないとか
ドラマの中で使われた鎌倉の景色のCGも登場します。
今の鎌倉とは微妙に違いますが、かなり史実に近づけて再現されたもののように思います。
一番奥は撮影禁止ですが、大きなスクリーンで、鎌倉殿の13人に関するいろいろな映像を映し出しています。
ただずっと見ている人がいて、席が中々空かない時があるのが残念なところでした。
一旦外に出ると、鎌倉殿の13人の人物相関図が置かれています。
この奥にもう1部屋展示場があり、出演者のサイン色紙が展示されているのですが、撮影不可なので、じっくりと見てください。
展示は以上です。
この後は1階に降りて終わりとなるのですが、1階にはお土産コーナーもあります。
変わりどころでは、鎌倉殿の13人の金色の御朱印帳や、北条義時公の御朱印帳などがありました。
他の地域だと神社とお寺の御朱印が一緒の場合、御朱印を書いてくれない寺社もありますが、鎌倉は割りと寺社が混ざっていても御朱印を書いてくれるところが多いので、鎌倉の寺社限定の御朱印帳として使うのが良いかもしれません。
鎌倉殿の13人 大河ドラマ館へ行こう
鶴岡八幡宮の境内にある「鎌倉殿の13人 大河ドラマ館」、期間限定の企画展です。
鎌倉殿の13人を見て、もっとドラマのことを知りたい!と思ったら是非訪れて下さい。
また近くには鎌倉殿の13人ゆかりの史跡などが数多くあります。
以上「鎌倉殿の13人 大河ドラマ館」の鑑賞レポートでした。
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