石川邸(旧里見 弴邸・西御門サローネ)は、鎌倉市西御門にある大正末期から昭和初期に建てられた木造建築物です。
洋館と純和風家屋の2つから構成される建物は歴史が感じられます。
個人所有の鎌倉市景観重要建築物等の中では珍しく週1回だけですが、有料一般公開されています。
石川邸(旧里見 邸) 詳細とアクセス方法
- 読み方:いしかわてい(きゅう さとみとん てい・にしみかどさろーね)
- 文化財区分:鎌倉市景観重要建築物等
- 管理団体:個人
- 住所:〒248-0004 神奈川県鎌倉市西御門1-13-10
- TEL:0467-23-7477(西御門サローネ)
- 見学可能時間:毎週月曜日 11:00~16:00
- 見学料:500円
- 定休日:火曜日~日曜日・年末年始等
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 売店:なし
- 車椅子対応:なし
- 公式サイト:西御門サローネ
石川邸(旧里見 邸)へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅から徒歩約22分(約1.8km)
- 鎌倉駅から京急バス「鎌23・24・36・20」系統に乗車、「大学前」下車・徒歩約9分(約700メートル)
駐車場が無いため公共交通機関で訪れることをおすすめします。
石川邸(旧里見 邸)の歴史・由緒
石川邸は、大正15年に作家里見弴の住宅として、建てられた建物です。里見弴自らが設計に携わったと言われるこの建物は、玄関ポーチ、2階バルコニーの存在が印象的で、建築家ライトの造形を取り入れたそのデザインは、当時は非常に斬新であったことが想像されます。
主屋の奥には、高床式、茅葺き屋根の茶室があり、このコントラストも非常に印象的です。
- 建設年:大正15年(1926年)(和風別棟は昭和4年(1929年))
- 設計者:里見弴
- 施行者:主屋 不詳 / 和風別棟 高橋久次郎、下島松之助
建築家ライトとは、帝国ホテルの設計で知られるフランク・ロイド・ライトのことです。
なお一部サイトでは、石川邸を「洋館」と説明していますが、「洋館」と「日本家屋(茶室)」の2つから成り立っています。
石川邸(旧里見 邸)の車椅子・障害者対応
個人宅につき、車椅子対応にはなっていません。外観のみなら一般道から見られるため、車椅子でも見ることは出来ます。
石川邸(旧里見 邸) 訪問レポート
石川邸へ訪れた時のレポートや石川邸に関する詳細です。
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