野村総合研究所跡地は、鎌倉市梶原にある史跡というよりは廃墟と言える建物です。
元々は野村総合研究所鎌倉研究センターとして設立されましたが、本社移転に伴い2003年に鎌倉市に寄附されましたが、跡地利用の目処が立っていません。
現在、日中は一般開放されており外観のみ見ることが出来ます。
野村総合研究所跡地 詳細とアクセス方法
- 読み方:のむらそうごうけんきゅうじょあとち
- 文化財区分:-
- 管理団体:鎌倉市
- 住所:〒247-0063 神奈川県鎌倉市梶原4-7-1
- TEL:0467-61-3857(教育文化財部文化財課)
- 見学可能時間:9:00~17:00
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:あり
- トイレ:あり(ただし仮設で綺麗とは言えない)
- 売店:なし
- 車椅子対応:なし
- 公式サイト:参考・野村総合研究所跡地の利用について 鎌倉市
野村総合研究所跡地へのアクセス方法・行き方
- 大船駅東口から京急バス「船50」系統に乗車、「梶原」バス停下車、徒歩約2分
駐車場もあるので、車やバイクで来ることをおすすめします。
バスの場合、入口はバス停から近いですが、入口から建物までは上り坂で700メートルほどの距離があるので、かなり大変です。
またほぼ廃墟のため、日中でも少し怖い雰囲気があり、徒歩だと恐怖を感じるかもしれないので、すぐに動ける車やバイクがおすすめです。
野村総合研究所跡地の歴史・由緒
野村総合研究所 [創業の地]
1965年4月1日、日本初の本格的な民間シンクタンクとして、 株式会社野村総合研究所がこの地に誕生しました。 2001年12月、株式上場を果たし、これを記念して、2002年にこの土地を鎌倉市に寄付させていただきました。 創業精神である 「総合性」「創造性」「実益性」を 象徴した記念碑を建立し、この精神を後世に伝えます。
跡地にある説明板には上記のように書かれています。
歴史的に価値がある建物という訳ではありませんが、日本初の本格的な民間総合シンクタンクの跡地という意味において、産業遺構としてはそれなりの価値がある場所と言えます。
野村総合研究所跡地の車椅子・障害者対応
特に車椅子対応にはなっていませんが、介助者がいれば車椅子でも概ね見ることは出来ます。入口から建物までは、坂道で車椅子を押しながら行くのは無謀なため、車で行くことが前提となります。
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