日蓮聖人辻説法之阯碑は、昭和初期に鎌倉町青年団によって建てられた史跡碑・旧跡碑です。
宝戒寺・本覚寺・浄妙寺といった鎌倉江の島七福神のお寺が集まる通りである、小町大路沿いにいろいろな石碑と一緒になった「日蓮上人辻説法跡」の中に建っています。
日蓮聖人辻説法之阯碑 詳細とアクセス方法
- 読み方:にちれんしょうにん つじせっぽう あとひ
- 文化財区分:なし(旧跡碑)
- 住所:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町2-22-13
- 建立:1936年(昭和11年)3月
- TEL:-
- 見学可能時間:24時間
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
日蓮聖人辻説法之阯碑へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅(東口)から徒歩約6分(約450メートル)
駐車場がなく、鎌倉駅からも近いこともあり、鎌倉駅から徒歩で向かうのがおすすめです。近隣には有料駐車場がいくつかあります。
日蓮聖人辻説法之阯碑の写真と碑文と意味
此邊ハ往事二於ケル屋敷町ト商家町トノ境ヲナス地點二位シ
幕府二近キコトトテ殷賑ヲ極メシ所ナリ
建長五年五月
日蓮聖人房州ヨリ鎌倉二来リ松葉ケ谷二草庵ヲ結ビ
日二日二此邊ノ路傍二立チ弘通ノ為メ民衆二対シ獅子吼ヲ續ケシ阯ナリトテ
世二辻説法ノ舊蹟ト傳ヘラル
管理人訳この辺りは、屋敷町と商家町との堺となる場所にあり、幕府に近いこともあり大変にぎわっていた場所です。
建長5年5月(1253年)、日蓮聖人が今の千葉県南部の房州から鎌倉に来て松葉ヶ谷にみすぼらしい家を作って住み、いつもこの辺りの道端に立って民衆へ仏教不況ため雄弁を振るい続けていた跡です。
世の中に辻説法の跡と伝えられています。
建長5年5月(1253年)、日蓮聖人が今の千葉県南部の房州から鎌倉に来て松葉ヶ谷にみすぼらしい家を作って住み、いつもこの辺りの道端に立って民衆へ仏教不況ため雄弁を振るい続けていた跡です。
世の中に辻説法の跡と伝えられています。
日蓮宗の宗祖である日蓮が布教活動を行った場所ということになります。
この一角だけ妙に石碑が立ち並び、ちょっと異質な空間に感じるかもしれませんが、鎌倉だと意識されないかもしれません。
鎌倉市が建てた史跡の説明板も一緒に建っています。
コメント