稲村崎碑は、大正時代に鎌倉町青年会によって建てられた史跡碑・旧跡碑です。
かながわの景勝50選にも選ばれている稲村ヶ崎にあり、晴れていれば江ノ島や富士山が一望出来る絶景スポットに建っています。
史跡にもなっており周りにいろいろな石碑・レリーフが多くあります。
稲村崎碑 詳細とアクセス方法
- 読み方:いなむらがさきひ
- 文化財区分:なし(旧跡碑)
- 住所:〒248-0024 神奈川県鎌倉市稲村ガ崎1-19
- 建立:1917年(大正6年)3月
- TEL:-
- 見学可能時間:24時間
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
稲村崎碑へのアクセス方法・行き方
- 江ノ電「稲村ヶ崎駅」から徒歩約5分(約350メートル)
駐車場が無いため公共交通機関で訪れることをおすすめします。
なお駐輪スペースはあるため、バイクや自転車で来られる方も多くいます。
稲村崎碑の写真と碑文と意味
今ヲ距ル五百八十四年ノ昔
元弘三年五月二十一日新田義貞此ノ岬ヲ廻リテ鎌倉ニ進入セントシ
金装ノ刀ヲ海ニ投ジテ潮ヲ退ケンコトヲ海神ニ祷レリト言フハ
此ノ處ナリ
管理人訳
今から584年年前(大正6年・1917年時点での換算)の元弘3年5月21 日(1333年7月3日)、新田義貞が(元弘の乱で)稲村ヶ崎の岬を回って鎌倉に入ろうとし、金の刀を海に投げ入れて潮が引いてもらおうと海神に祈ったとされるのがこの場所です。
稲村ヶ崎から由比ガ浜にかけては、元弘の乱における伝承が数多く残っていますが、その場所の1つが稲村ヶ崎でした。
稲村ヶ崎からは江ノ島と富士山が見える絶景スポットで休日ともなれば多くの人が訪れる観光スポットになっています。
晴れて空気が澄んでいれば夏でも江ノ島と富士山を見ることが出来ますが、冬の晴れた日であればくっきりと富士山を見ることが出来ます。
稲村崎碑 付近の観光スポット
- 稲村ヶ崎
- 七里ヶ浜海岸
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