5月後半、紫陽花がそろそろ見頃になってくる時期に、紫陽花も綺麗な一条恵観山荘へ行ってきました。
開館して間もない時間だとそれほど混雑することもなくゆっくりと見ることが出来ました。その時の様子を写真を多めにお伝えしていきます。
一条恵観山荘の初夏の様子と紫陽花
5月29日、紫陽花の満開にはまだ少し早い時期に訪れました。
バス停から歩いてくると、立派な門があるのですぐに一条恵観山荘とわかりますが、車だと気づかないで通り過ぎてしまうかもしれません。
チケットを購入して、いざ中へ
すぐに紫陽花の花壇が出迎えてくれました。
そして新緑が美しい日本庭園が目に飛び込んできます。
先に進むと蹲(つくばい)に紫陽花が添えられ花手水として演出が行われていました。
茅葺き屋根の「御幸門(みゆきもん)」という門があり、この奥に国の重要文化財に指定されている「一条恵観山荘」の建物があります。
若々しい緑の紅葉と茅葺屋根、そして時代を感じる建物。
日本庭園が前に広がります。
続いて滑川沿いへ
一条恵観山荘の中でも特に人気なのがこの滑川沿いの景色、紫陽花はまだそれほど咲いていませんでしたが、川のせせらぎと鳥のさえずりが、心を落ち着かせてくれます。
新緑と滑川、非常にマッチしています。
金沢街道沿いの滑川からだと想像しにくいくらい、綺麗な流れです。
川には野鳥が水を浴びに来たり飲みに来たりしていました。運がよければカワセミも見られるそうです。
まだ少し早かったですが、紫陽花も咲いてきていて、紫陽花と新緑を楽しめました。
広くは無いものの、本当に素敵な空間です。
赤い傘に日本庭園、本当に絵になり、まさに古都という感じが伝わってきます。
更に奥に進むと休憩スペースがあります
ここで少し休んでいくのも良さそうです。
自然に咲いている紫陽花はまだ少なかったものの、プランター等に植えられた紫陽花は各所に置かれて、紫陽花の季節を演出していました。
自然に咲く紫陽花はまだ少しまだ少しでしたが、6月中旬くらいになればより綺麗に咲いていそうです。
カフェである楊梅亭、この日は30分くらいの待ち時間だったため、次回の楽しみにとっておきました。
楊梅亭の隣にある茶室
障子に丸く切り取られた窓がなんとも良い雰囲気でした。
この辺りにもいくつか花手水が行われていました。
四阿(あずまや)の周りや中にも紫陽花が生けられており、特にこの辺りで撮影をしている人が多くなっていました。
なお、四阿に人がいなくなるまで5分以上、待っていたのは内緒の話です。
まだつぼみが多い紫陽花
一条恵観山荘の紫陽花の時期の混雑状況
紫陽花の時期の一条恵観山荘の混雑具合は、平日でもかなり混雑する時はあります。
土日は開園する10時直後なら、それほど混雑していませんが、11時をすぎる頃にはかなりの人となっていました。
一条恵観山荘の建物内見学が行われる土曜日でしたが、1日4回ある見学会は、最初に2回は埋まっている状態でした。
紫陽花の時期の土日の建物見学は予約しておくことをおすすめします。
そうは言っても鎌倉で紫陽花と言えば明月院や長谷寺が有名ですから、有名なところに比べれば、そこまでは混雑していません。
アクセスがあまり良くないということもあるからでしょう。
一条恵観山荘の紫陽花を見に行こう!
一条恵観山荘は、滑川の川沿いの谷のような場所にあるため、あまり日当たりが良いとは言えないこともあり、紫陽花は他のところよりも少し遅い時期にピークになるようです。
だから6月中旬くらいが良いようです。
紫陽花の時期は花手水でもてなしてくれます。
是非、紫陽花の時期の一条恵観山荘へ訪れてくださいね。
- 住所:〒248-0003 神奈川県鎌倉市浄明寺5-1-10
- TEL:0467-53-7900
- 見学可能時間:10:00~16:00(最終入園15:30)
- 見学料:500円(大人・子供共通/未就学児の入園は一切不可)
- 定休日:月・火(紫陽花・紅葉の時期や祝日は営業する場合もあり)
コメント