寸松堂は、昭和初期に建てられた一見するとお城のように見える木造建築物です。
特徴ある建物のため、とても目を引きます。
鎌倉市の景観重要建築物等および国の登録有形文化財に指定されています。
鎌倉彫の店舗のため、購入を検討されているのであれば店舗内も見ることが出来ます。
寸松堂 詳細とアクセス方法
- 読み方:すんしょうどう
- 文化財区分:登録有形文化財(国)・鎌倉市景観重要建築物等
- 管理団体:個人
- 住所:〒248-0015 神奈川県鎌倉市笹目町5-1
- TEL:0467-22-0708(寸松堂 店舗)
- 見学可能時間:営業時間として 10:00~17:00 外観は24時間
- 見学料:外観は無料・店舗内はお客さんとして
- 定休日:店舗として不定休
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 売店:店舗
- 車椅子対応:なし
- 公式サイト:寸松堂(鎌倉市)
寸松堂へのアクセス方法・行き方
- 江ノ電「和田塚駅」から徒歩約5分(約400メートル)
- 江ノ電「由比ヶ浜駅」から徒歩約4分(約300メートル)
- 鎌倉駅から徒歩約12分(約1km)
- 鎌倉駅から大仏前方面行きの江ノ電バス・京急バスに乗車、「笹目」で下車、そこから徒歩約1分(約60メートル)
地図上で見ると直線距離で最も近いのは和田塚駅ですが、由比ヶ浜駅からの方が近くなっています。ただし裏道を通れば和田塚駅から約200メートル・徒歩3分くらいで到着出来ます。
もっとも非常にわかりにくい道のため、初めて訪れる人にはおすすめ出来ません。
寸松堂の歴史・由緒
この建物は、鎌倉彫の店舗併用住宅として建てられたもので、1階店舗部分のガラス戸・ショーウィンドーなどに近代洋風建築の技術が見られますが、全体としては寺院建築と城郭建築が合体したような特異な外観が印象的です。長谷にある白日堂も同一施工者の作品で、その外観も寸松堂と並び印象的です。
- 建設年:昭和11年(1936)
- 設計者:西井 喜一
- 施工者:西井 喜一・西井 正ニ
店舗の前にある説明板には上記のように書かれています。
鎌倉市景観重要建築物等は全体としての登録ですが、国の登録有形文化財は、
- 寸松堂主屋
- 寸松堂蔵
上記2つが登録されています。
寸松堂の車椅子・障害者対応
数センチの段差はあるものの、車椅子の方でも店内に入ることが可能なレベルです。
店舗前の歩道も普通に車椅子で通れますが、やや狭くなっています。
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