国指定の名称にもなっている瑞泉寺、そんなところに咲く桜なら綺麗なのかな?と思いますよね。
瑞泉寺へ桜を見に行こうかな?と思っている方へ、瑞泉寺の桜の様子や見頃について写真を添えて紹介します。
また桜が咲く頃に綺麗に咲くオオアラセイトウ(大紫羅欄花)についても紹介します。
瑞泉寺の桜の見頃について
瑞泉寺にはいくつかの種類の桜があり、開花の時期が異なります。
- 冬桜:11月~2月くらい
- 枝垂れ桜:3月後半から4月上旬
- ソメイヨシノ:3月下旬から4月上旬
- ヤマザクラ・オオシマザクラ:3月下旬から4月上旬
- 八重桜:4月上旬
もちろん年によって、また直近の天候によって異なることもあり、あくまでも目安です。
ただ一般的な桜として言われるソメイヨシノや枝垂れ桜の時期は3月後半から4月上旬となっています。
冬桜は割りと長く咲いている桜ですが、まとまって咲くというよりは冬の間に数輪が代わる代わる咲いていくような感じです。桜の時期にというよりは紅葉から梅の時期に見られます。
一般的な桜と言える枝垂れ桜やソメイヨシノ、ヤマザクラ・オオシマザクラは、微妙に時期がずれています。
最初に枝垂れ桜が咲き、枝垂れ桜が散ってきた頃にソメイヨシノやヤマザクラ・オオシマザクラが咲いてきます。
ソメイヨシノの見頃に合わせると枝垂れ桜は既に散っていることが多いです。
瑞泉寺の桜(ソメイヨシノ・枝垂れ桜)の様子
2022年の様子です。訪れたのは4月1日です。
瑞泉寺に向かう場合、鎌倉宮でバスを降りて歩いて行くのが一般的ですが、途中にいくつか桜が咲いています。
瑞泉寺の総門を超えたあたりに大きなソメイヨシノの木があります。
瑞泉寺の受付で拝観料を支払い境内へ。参道の右側に桜が咲いているのがわかります。
瑞泉寺の受付から先にあるソメイヨシノで一番目立つのが上記の写真の桜です。
瑞泉寺の美しい階段を上って本堂へと向かいます。
途中、桜が咲いているのが見えますが、恐らくはヤマザクラかオオシマザクラです。
ソメイヨシノよりも淡い感じがする桜です。
階段を上り終え、山門をくぐります。
山門をくぐるとすぐに大きな枝垂れ桜があるのがわかります。
4月に入ると既にかなり散っていました。
それでも儚い感じの枝垂れ桜が瑞泉寺の雰囲気にあっているように思いました。
枝垂れ桜は何本かあり、早いものだと葉が出ていました。
瑞泉寺と言えば庭園が有名ですが、庭園にかかる枝垂れ桜もあるものの、かなり葉桜になってしまっていました。前日に雨が降ったことでより花が散ってしまった後でした。
晴れた満開の日の見れば印象が全く違うと思うのですが、かなり散って曇り空だとあまり、印象に残りませんね。
それでも儚い感じの枝垂れ桜は美しく、雨上がりの瑞泉寺で幽玄な雰囲気を醸し出していました。
瑞泉寺のオオアラセイトウ(大紫羅欄花)
オオアラセイトウ(大紫羅欄花)は花の名前です。
ショカツサイ(諸葛菜:諸葛孔明が広めたとの伝説から)、ムラサキハナナ(紫花菜)、ハナダイコンとも言われることがある青から紫色の花です。
3月下旬頃から4月中旬くらいまで、瑞泉寺のかなり咲いていてとても綺麗です。
桜よりもむしろこっちの花の方が印象に残るかもしれません。
瑞泉寺の受付の横にある梅林の中に数多く咲いています。
花だけを見ると小さくて菜の花に似た感じです。
桜と合わせて見てくださいね。
瑞泉寺の桜を見に行こう
ソメイヨシノよりも少し早く咲く枝垂れ桜が美しい瑞泉寺、庭園が美しいことでも人気のお寺です。
この時期、桜だけでなくオオアラセイトウ(大紫羅欄花)やツツジも咲いてきます。
是非、瑞泉寺に訪れて桜や季節の花を楽しんでくださいね。
以上、瑞泉寺の桜の様子と見頃・枝垂れ桜とオオアラセイトウ(大紫羅欄花)についてでした。
- 参拝可能時間:9:00~17:00(入門は16:30まで)
- 寺務所受付時間:参拝可能時間と同じ
- 拝観時間:参拝可能時間と同じ
- 拝観料:大人200円/小中学生100円
- 駐車場:あり(無料)
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