寿福寺は、鎌倉市扇ガ谷に鎮座する臨済宗のお寺です。
臨済宗のお寺の寺格である鎌倉五山の第3位の寺院であり、北条政子・源実朝の墓と言われる五輪塔があります。
入口となる総門から伸びる石畳の参道は、とても美しく古都らしい雰囲気が味わえます。境内は国指定史跡にもなっています。
寿福寺 詳細とアクセス方法
- 読み方:じゅふくじ
- 住所:〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-17-7
- TEL:0467-22-6607
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:24時間
- 寺務所受付時間:概ね9:00~16:00
- 拝観時間:24時間(拝観可能なエリアのみ)
- 拝観料:なし(志納)
- 駐車場:なし
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし
- トイレ:あり
- 宗派・宗旨:臨済宗建長寺派
- 本尊:釈迦如来
- 山号:亀谷山(きこくさん)
- 院号:-
- 寺号:寿福金剛禅寺
- 正式名:亀谷山 寿福金剛禅寺
- 別称:-
- 創建年:正治2年(1200年)
- 開山:明菴栄西
- 開基:北条政子
- 公式サイト:なし
寿福寺へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅(西口)から徒歩約9分(約650メートル)
- 鶴岡八幡宮(三の鳥居)から徒歩約7分(約500メートル)
駐車場が無いため、鎌倉駅から歩いていくことをおすすめします。
寿福寺の拝観について
通常、拝観可能なエリアはかなり狭く、年始等の特別拝観期間以外は、入口となる総門から中門と呼ばれるところのみです。
寿福寺の由緒・歴史
- 正治2年(1200年):源頼朝の妻の北条政子が葉上房栄西(明庵栄西)を開山に招いて創建する
- 宝治3年(1247年):火災にあう
- 正嘉2年(1258年):火災により全焼する
- 弘安元年(1278年)頃:禅刹として体裁が整う
現在の寿福寺のある付近は、奥州に向かう源頼義が勝利を祈願したといわれる源氏山を背にした、亀ヶ谷と呼ばれる源氏家父祖伝来の土地でした。
頼朝の父・源義朝の旧邸もこの地にありました。
1180年(治承4年)初めて鎌倉入りした頼朝は、ここに館(幕府)を構えようとしますが、すでに岡崎義実が堂宇を建て義朝の菩提を弔っていたことや、土地が狭かったため、当初の計画を変更したとされています。
寿福寺のご本尊とご利益
- 阿弥陀如来
ご利益・御功徳は下記のことがよく言われています。
- 健康長寿
寿福寺の厄除け・厄年について
行っていません。
寿福寺の代表的な行事・お祭・縁日
確認中
例年、本堂を拝観出来る特別拝観は、1月1日から1月7日、5月第1週となっています。
寿福寺の文化財について
- 寿福寺境内:国指定史跡
- 木造 壽福寺仏殿:鎌倉市指定有形文化財
- 絹本著色 釈迦三尊十六善神像:鎌倉市指定有形文化財
- 紙本墨画 白衣観音図:鎌倉市指定有形文化財
- 木造地蔵菩薩立像:国指定重要文化財
- 銅造薬師如来坐像(鶴岡八幡宮伝来):国指定重要文化財
- 木造 栄西禅師坐像:神奈川県指定文化財
- 木造 達磨大師坐像:神奈川県指定文化財
- 脱活乾漆造(中尊)釈迦三尊像:神奈川県指定文化財
- 木造 栄西禅師坐像:鎌倉市指定有形文化財
- 木造 伽藍神倚像:鎌倉市指定有形文化財
- 喫茶養生記 上下:国指定重要文化財
文化財ではありませんが、北条政子・源実朝の墓が史跡とも言えます。
寿福寺の車椅子対応・バリアフリー対応
参道が石畳でかなりの凹凸があり、車椅子ではほぼ参拝は無理です。
寿福寺の御朱印と札所
- 鎌倉三十三観音霊場 第24番
- 鎌倉二十四地蔵霊場 第18番
- 弘法大師相模二十一ヶ所霊場 第7番
上記に加えご本尊の御朱印があります。
なお2023年5月14日までは、鎌倉十三仏霊場4番の札所でしたが、2023年5月15日から鎌倉十三仏霊場ではなくなりました。
4番は現在、報国寺となっています。
納経代は300~500円となっています。1回の参拝で1枚までの御朱印となっています。
立入禁止となっている先に御朱印をいただくところがあるので、御朱印をいただく場合は入っていって問題ありません。
寿福寺の関連リンク
寿福寺の墓地について
境内にわずかですが墓地はあるものの、区画数は多くなく一般墓の募集はほとんど行われていません。
寿福寺のフォトギャラリー
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寿福寺の訪問・参拝・縁日レポート
寿福寺へ訪れた時の参拝レポートや寿福寺に関する詳細です。
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