半僧坊は、建長寺の鎮守であり半僧坊大権現を祀っている、いわゆる奥の院です。
建長寺の総門から15~20分くらいかかる勝上山の山頂近くに鎮座しています。
鎌倉の街・海、そして空気が澄んだ晴れた日なら富士山を見ることが出来る絶景&パワースポットとして人気です。
*半僧坊そのものはあくまでも建長寺の奥の院であり、塔頭でも無いため寺院とは言えませんが、建長寺を紹介する上で大切な場所であり、独自に御朱印があるため、寺院として紹介しています。
半僧坊 詳細とアクセス方法
- 読み方:はんぞうぼう
- 住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内8
- TEL:0467-25-1773
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:8:30~16:30
- 寺務所受付時間:8:30~16:30
- 拝観時間:8:30~16:30
- 拝観料:大人500円 / 小中学生200円(建長寺の拝観料として)
- 駐車場:あり(有料・建長寺の駐車場)
- 駐輪場:バイク・あり/自転車・あり
- トイレ:なし(どうしても…の時は貸してもらえます)
- 宗派・宗旨:臨済宗建長寺派
- 本尊:-(半僧坊大権現を祀る)
- 山号:巨福山(建長寺と同じ)
- 院号:-
- 寺号:建長寺 半僧坊
- 正式名:巨福山建長興國禪寺 半僧坊
- 別称:奥の院・半僧坊大権現
- 創建年:明治23年(1890年)
- 開山:建長寺235世霄貫道師が勧請
- 開基:-
- 公式サイト:半僧坊大権現
半僧坊へのアクセス方法・行き方
建長寺までは建長寺のアクセス方法をご覧ください。
建長寺の総門からや短縮コースは下記の通りです。
- 建長寺総門から徒歩約12~30分(距離は約700メートルですが上り階段が約250段あるため、体力でかなり時間が異なってきます)
- 天園ハイキングコース(今泉台 入口)から徒歩約10~15分(一番楽なルートです)
今泉台入口までは、大船駅から江ノ電バス「N5・N55・N59」系統に乗車、「北鎌倉代」バス停で下車、そこから徒歩約6分(約450メートル)です。
半僧坊よりも勝上山の山頂を目指すのであれば今泉台の入口からくる方が良いかもしれませんが、建長寺全体を見るということであれば、建長寺総門から来るのがおすすめです。
半僧坊の拝観について
半僧坊は建長寺の拝観料がかかります。天園ハイキングコースから来た場合でも建長寺の拝観料(大人500円/ 小中学生200円)がかかります。
なお天候によっては、閉鎖され拝観出来ないことがあります。
半僧坊の由緒・歴史
- 明治23年(1890年):建長寺235世霄貫道師が静岡県の奥山方広寺から勧請して創祀する
半僧坊権現とは、後醍醐天皇皇子の無文元選禅師(前述の方広寺開山)の元に忽然と現われ、無理やり弟子入りした白髪の老人で、神通力を持っており、無文禅師が死去するとその老人も姿を消したという伝承があります。
半僧坊のご本尊とご利益
御本尊はありません。半僧坊大権現が祀られています。
火除けや招福、他にもさまざまなご利益があると言われています。
半僧坊の厄除け・厄年について
ほぼ毎日行っています(除外日があり)。時間は9:00~15:00の間です。
祈祷料は3000円からとなっています。
半僧坊の代表的な行事・お祭・縁日
- 毎月17日:祭礼
半僧坊の文化財について
半僧坊としては文化財としては登録されているものはありませんが、建長寺の境内(半僧坊も建長寺の境内)が、国指定史跡および国指定名勝になっています。
半僧坊の車椅子対応・バリアフリー対応
建長寺までは階段もしくは山道を登るため、車椅子では参拝することは出来ません。
また階段は上りで約250段あるため、ある程度の健脚でなければ拝観は難しくなっています。
半僧坊の御朱印と札所
- 鎌倉二十四地蔵霊場 第11番(勝上岳地蔵尊)
上記に加え、半僧坊大権現の御朱印があります。
半僧坊の授与時にていただけます。納経代は各300円となっています。
また限定御朱印や見開きタイプの御朱印が出ていることもあります。
見開きタイプの限定御朱印(書き置きのみ)は納経代が1000円となっています。
半僧坊の訪問・参拝・縁日レポート
半僧坊へ訪れた時の参拝レポートや半僧坊に関する詳細です。
半僧坊の関連リンク
半僧坊の墓地について
半僧坊には墓地はありません。
半僧坊のフォトギャラリー
*パソコンならクリックで拡大
コメント