夏真っ盛りの8月前半、材木座にある光明寺へ参拝に行ってきました。
本堂が10年にも及ぶ改修工事に入っていますが、蓮を見たり、夏らしい空を見ながら参拝させていただきました。
夏の光明寺の様子を写真を添えて紹介します。
逆光となる光明寺
光明寺に訪れたのは、朝10時頃、総門の前に立って撮影すると逆光気味になってしまい、空が白っぽくなるのが残念なところ。
総門を外側から撮影すると逆光気味なうえに夏の強すぎる日差しで空が白っぽくなってしまいます。でも総門を反対側から撮影すると空がとても青く撮影出来て綺麗に見えます。
これは山門も同じです。
順光で綺麗な空で撮影したいのなら夏場は午後の方が空が青く撮影出来ます。
夏の光明寺で見ておきたい光明寺の記主庭園
夏の光明寺で見ておきたいのが記主庭園です。
概ね7月くらいから8月の前半くらいまで、光明寺の記主庭園の蓮池には白やピンクの蓮が咲いてとても綺麗です。
鎌倉で蓮と言えば鶴岡八幡宮が有名ですが、光明寺の蓮もおすすめです。
むしろ仏教こそ蓮なので、大聖閣との組み合わせがとても絵になります。
座って鑑賞出来るようになっているのも嬉しいところです。
平日で団体で来ている人がいないのであれば、鶴岡八幡宮よりも断然落ち着いて見ることが出来るのもおすすめの点です。
ゆっくりと蓮と仏閣を見ながら過ごす、とても贅沢な時間でした。
天照山からの眺めは残念な時期
光明寺の裏山は「天照山」と言い「光明寺裏山の展望」として、かながわの景勝50選にも選ばれている絶景スポットなのですが、夏は少し残念な景色になります。
展望台も用意されていますが、ここから景色を見ると…
木々が茂りすぎていて、絶景なるはずの海がほとんど見えません。
ここからの景色は葉が落ちた晩秋以降の方が海が見えて綺麗です。更に夏よりも秋から初春にかけての方が空が澄んでいるので、ここから湘南の海と富士山という組み合わせが綺麗に見える日が多くなります。
なおこの裏山の光明寺の境内には北条経時のものと伝わるお墓があります。
光明寺に来ても知らずに通り過ぎてしまう人が多いので、是非見てくださいね。
北条常時のお墓は上記の写真の通り「良忠上人御廟参道という石標が建っているいます。
ここへは本堂の裏側を通って階段を上ってくることが出来ます。
光明寺の内藤家墓所がジャングル
光明寺の中でも異質な空間となっているのが内藤家の墓所です。
宝篋印塔などが立ち並ぶ様は本当に異様で東南アジアの寺院のような雰囲気があるのですが、夏になると身の丈ほどの草が茂って、より東南アジアの寺院のような遺跡のような雰囲気を醸し出します。
夏の光明寺へ行こう!
裏山からの鎌倉らしい海と富士山の絶景はあまり楽しめないものの、蓮と仏閣という鎌倉らしい景色や内藤家墓所のような異質な空間を見られるのが夏の光明寺です。
夏場は朝6時から参拝が可能な光明寺、朝早い時間なら人も少なくより落ち着けますし、開花したての蓮を見ることが出来ます。
蓮は開花したばかりだと昼頃になると閉じてしまうので、朝の方が綺麗な蓮を見られます。
是非夏の光明寺で鎌倉らしい仏閣と蓮の景色を楽しんでくださいね。
以上、夏の光明寺への参拝レポートでした。
- 住所:〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座6-17-19
- TEL:0467-22-0603
- 御朱印:あり
- 写経:あり
- 参拝可能時間:夏季 6:00~17:00 冬季 7:00~16:00
- 寺務所受付時間:9:00~16:00
- 拝観時間:夏季 6:00~17:00 冬季 7:00~16:00
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