雪が降って積もった翌日の建長寺へ訪れました。
それほどの積雪ではなかったため、午後に訪れた時には雪はかなり溶けていましたが、それでも普段は見られない雪景色の建長寺を見れました。
雪の建長寺の様子を写真を添えて紹介します。
積雪時の早朝の建長寺
朝8時半頃の建長寺、開門時間は8時30分のはずですが、まだ開門していませんでした。
雪のため開門時間を遅くしたものと思われます。
開門していたら、そのまま参拝しようと思ったのですが、せっかくの雪の鎌倉、待っている時間がもったいないので、少しだけ撮影して他の寺院へ行くことに。
総門の屋根には雪がしっかりと積もっていて白くなっています。
訪れたのは2022年1月7日、まだ松の内なので総門前には「謹賀新年」と書かれた看板が置かれていました。
鎌倉学園側の通り道から覗かせてもらいました。
山門(三門)の屋根にいつ落ちてくるかわからない雪が見えます。この雪がある程度落ちるまでは開門をしなかったのかな?と思いました。
外門の周りは日陰になっていることもあり、雪がかなり残っていました。
雪の建長寺の午後
他の寺院の雪景色を見て、11時30分頃に再び建長寺へ
総門の屋根の雪は思ったよりも残っていました。
拝観料を支払い、境内へ
山門(三門)の雪はほとんど落ちていました。
山門(三門)周りの雪はほとんどなく、溶けてしまっていました。
鐘楼の屋根の雪は残っていて、雪の建長寺らしい景色を見ることが出来ました。
拝観不可となっている昭堂等のあるエリアに繋がる崇山門にも雪が積もったままです。
仏殿や法堂はほとんど雪は残っていませんでしたが、法堂の横の日陰となっているところはまだ雪があり、奥の方丈の屋根にも少し雪が残っていました。
方丈から見える建長寺庭園の雪景色を期待して、唐門脇の通路から方丈(龍王殿)へと向かいます。
方丈の中へ入ると、いつもなら何組か見学していますが、この時は最後に1組あっただけで、人がいません。
方丈前の庭、少しは雪が残っていました。そして庭園側へ
溶けてはきていたものの、まだかなり雪が残っていて建長寺庭園の雪景色を見ることが出来ました。
日本庭園と雪って、本当にあいますよね。
ただ日当たりの良い場所から溶けてきているのがわかります。
もっと木々に雪が積もった時の様子も見たかったですが、それはいつか見られることを期待しています。
方丈を後にして、龍峰院に立ち寄り、半僧坊へ向かいます。
半僧坊までの道は日陰になっているところは雪は残っているものの、日差しがあたるところはほぼ溶けていました。
そして半僧坊の入口にあたる狛犬様のところへ
虫塚のあたりは、まだまだ雪が残っていました。
参道の脇にはまだ雪は多少残っているものの、雪景色というほどでもなく
とは言え、やはり雪が少しでもあると雰囲気がかなり変わってきます。
半僧坊への階段は、雪はほとんどなく滑るようなこともなく、快適に上れました。
そして半僧坊に到着、雪はほとんど消えていました。
ここから見た時に一面が真っ白な景色をいつか見てみたいものです。
雪が降った後なので、比較的空気は澄んでいて海も青くみえました。
富士見台からも富士山が見えました。
途中、雲はあるものの山頂には雲が無い状態でした。
この後、勝上献展望台まで上って鎌倉の街や海を見渡しましたが、雪がふった後には見えないくらい普通の状態になっていました。鎌倉の雪は早く溶けるんですよね。
帰りに回春院にも立ち寄り、雪景色を見て帰路につきました。
雪の建長寺へ行こう
鎌倉に雪が積もるような状態だと、建長寺まで行くのが割と大変です。
その変わり雪が多く残っていれば美しい雪景色が見られます。
もし雪が積もった時に建長寺まで行けるチャンスがあるのなら、ぜひ建長寺に訪れてくださいね。
以上、冬・雪の建長寺の様子でした。
- 住所:〒247-8525 神奈川県鎌倉市山ノ内8
- TEL:0467-22-0981
- 御朱印:あり
- 写経:あり
- 参拝可能時間:8:30~16:30
- 寺務所受付時間:8:30~16:30
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