済蔭庵(現 居士林)は、鎌倉市山ノ内・いわゆる北鎌倉に鎮座する円覚寺の境内塔頭(塔所)です。
原則、拝観不可となっていますが、以前は坐禅道場として中に入ることが出来ました。
茅葺き屋根の山門が目を引く建物です。
済蔭庵 詳細とアクセス方法
- 読み方:さいいんあん
- 住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内448
- TEL:0467-22-0478(円覚寺)
- 御朱印:不明
- 写経:なし
- 参拝可能時間:一般参拝不可
- 寺務所受付時間:概ね8:00~16:00
- 拝観時間:通常拝観不可
- 拝観料:拝観不可(円覚寺の拝観料 大人500円 / 小中学生200円)
- 駐車場:なし
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし
- トイレ:不明
- 宗派・宗旨:臨済宗円覚寺派
- 本尊:不動明王
- 山号:-
- 院号:-
- 寺号:-
- 正式名:済蔭庵(居士林)
- 別称:-
- 創建年:1400年頃(推定)
- 開山:曇芳周応
- 開基:-
- 公式サイト:-
現在は「居士林」となっていますが、法人登録は「済蔭庵」になっています。法人登録されている名称は下記の通りです。
済蔭庵へのアクセス方法・行き方
済蔭庵は円覚寺内にあるので、円覚寺までは円覚寺のアクセス方法をご覧ください。
円覚寺の総門(入口)からは、概ね3分(約160メートル)です。北鎌倉駅からでもプラス2分くらいです。
済蔭庵の拝観について
原則、拝観不可です。
入口だけ見たいという場合は、円覚寺の拝観料が必要になります。
現在は、坐禅道場で在家(出家せずに仏道に帰依する人)の方が坐禅を行うための施設となっています。
以前は、土日等に一般の方の坐禅教室が行われていましたが、一般の坐禅教室が隣の「選仏場」に変更になったため、基本的には中を見ることは出来ません。
済蔭庵の由緒・歴史
- 1400年頃(推測):円覚寺・第五十八世曇芳周応(どんぽうしゅうおう)の塔所として創建される
- 大正11年(1922年):居士の坐禅道場として居士林が開設される
- 大正15年(1926年):居士林が焼失する
- 昭和3年(1928年):柳生新陰流の道場が寄付され済蔭庵に移築され開単(僧堂を開くこと)される
曇芳周応は応永8年(1401年)に亡くなっているため、その前後に創建されたものと思われます。曇芳周応は、夢窓疎石の直弟子だったとされています。
済蔭庵のご本尊とご利益
- 不動明王
ご利益・御功徳は、縁結び・恋愛成就・厄除け等が考えられます。
済蔭庵の厄除け・厄年について
一般参拝不可のため、一般的には行っていません。
済蔭庵の代表的な行事・お祭・縁日
確認中
居士林として選仏場で、毎週土曜日、第1・第3・第5日曜日の14時30分から坐禅会を行っています。
済蔭庵の文化財について
済蔭庵としては文化財としては登録されているものはありませんが、円覚寺の境内が、国指定史跡および国指定名勝になっています。
済蔭庵の車椅子対応・バリアフリー対応
参道が階段のため、車椅子での参拝は出来ません。
済蔭庵の御朱印と札所
札所にはなっていません。
御朱印の所在は不明です。
済蔭庵の関連リンク
済蔭庵の墓地について
済蔭庵としての墓地は無いようで、募集は行われてないようです。
済蔭庵のフォトギャラリー
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