鎌倉大仏として有名な高徳院、桜の名所とされています。
鎌倉大仏と桜が一緒に映った写真はよく見かけるのではないでしょうか?
でも実際のところはどうなんだろう?見頃はいつくらいなんだろう?と思っている方に見頃や実際の様子を写真を添えて紹介します。
鎌倉大仏(高徳院)の桜の見頃について
鎌倉大仏(高徳院)の桜の見頃は、年によって、また直近の天候によって異なることもありますが、例年3月下旬から4月上旬が見頃となります。
ただこの時期の鎌倉は天気が不安定で雨や曇りも多いのが残念なところで、晴れるかどうかは運次第、晴れていると本当に綺麗な大仏様と桜の景色を見ることが出来ます。
なお非常に混雑しますが、入場が8時からなので、平日の9時前に訪れると人は少ないもしくはほとんどいない状態で撮影出来ます。
鎌倉大仏の桜の様子
鎌倉大仏のあるお寺は高徳院と名前で、立派な仁王門があります。
仁王門をくぐり先に進むと左側に受付があります。訪れた時は8時前で、しばらく待っていました。
8時になると入口が開いて受付で拝観料を支払い中へと進みます。
まずは誰もいない鎌倉大仏を撮影したくて、大仏様の前へ
写真でよく見る大仏様の右側にある桜ですが、大仏様と一緒に写せる桜はこの桜のみです。
種明かし的な構図で見せると上記の写真の通りです。
桜の前で上手く大仏様と一緒に写すにはどの角度が良いのか、皆さんいろいろとチャレンジしながら撮影しています。
高徳院の桜は大仏様の前にあるこの1本のみでは当然ありません。他の桜は大仏様を囲うようにある回廊の裏側にあります。
この回廊というか壁の奥から裏側に出られます。もしくは入口(受付)を通ってまっすぐに進めば裏側に出られます。
大仏様の後ろ側から裏側の庭へ
裏側には大きな桜の木は無いものの何本かの桜の木があります。
大仏様と一緒に写す桜は、鎌倉ということがよくわかる写真になりますが、桜を純粋に見たい、楽しみたいということであれば裏側の庭の桜の方がおすすめです。
あまりこの辺りで長時間過ごす人も多くは無いので、人はそれほど増えず、ゆっくりと桜を楽しめます。
裏庭には観月堂という御堂があり、その周りにも桜があり、仏閣と桜という写真も撮れます。
観月堂は、鎌倉三十三観音の聖観世音菩薩が納められているところなので、鎌倉三十三観音の御朱印をいただくのであれば、事前に参拝してください。
高徳院とタイワンリス
高徳院は鎌倉の寺社の中でも、タイワンリスの遭遇率が最も高いと思うお寺です。
今のところ遭遇率100%です。
なおタイワンリスを野生のリスと紹介しているサイトもありますが、それは間違いです。
正確に言うのであれば、野生化したリスです。
もともとはペット用・観賞用として輸入されたリスで日本固有のリスではありません。観賞用・ペット用で入ったリスが逃げ出して繁殖したのが、鎌倉のタイワンリスです。
その結果、もともといた野生のニホンリスが鎌倉から姿を消しました。
ただリスはリスでやっぱり可愛いんですよね。
この時期になると桜などの花も食べるタイワンリスです。
ただ可愛さで言えばニホンリスの方が可愛いと個人的には思います。
高徳院の桜を見に行こう
大仏様と桜の写真が撮れる高徳院、鎌倉らしい写真を撮りたいのならおすすめです。
土日は非常に混雑するので、平日の出来るだけ早い時間ならゆっくりと桜も見られます。
鎌倉の長谷に来ることがあれば、是非高徳院で桜を楽しんでくださいね。
以上、鎌倉大仏(高徳院)の桜の様子と見頃についてでした。
高徳院
- 住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
- TEL:0467-22-0703
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:4~9月:8:00~17:30/10~3月 8:00~17:00(最終15分前入場)
- 寺務所受付時間:8:00~16:30
- 拝観時間:4~9月:8:00~17:30/10~3月 8:00~17:00(最終15分前入場)
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