高徳院は、鎌倉市長谷に鎮座する鎌倉大仏で有名な浄土宗の寺院です。
鎌倉のシンボルとも言える大仏を観に多くの方が拝観に訪れるお寺ですが、創建については謎に包まれています。
鎌倉三十三観音霊場 第23番の札所にもなっており、御朱印巡りで訪れる人も少なくありません。
高徳院 詳細とアクセス方法
- 読み方:こうとくいん
- 住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷4-2-28
- TEL:0467-22-0703
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:4~9月:8:00~17:30/10~3月 8:00~17:00(最終15分前入場)
- 寺務所受付時間:8:00~16:30
- 拝観時間:4~9月:8:00~17:30/10~3月 8:00~17:00(最終15分前入場)
- 拝観料:大人(中学生以上)300円 / 小学生150円
- 駐車場:なし(近隣に有料駐車場あり)
- 駐輪場:バイク・原付きのみ/自転車・あり
- トイレ:あり
- 宗派・宗旨:浄土宗
- 本尊:阿弥陀如来(大仏)
- 山号: 大異山(だいいざん)
- 院号:高徳院
- 寺号:清浄泉寺(しょうじょうせんじ)
- 正式名:大異山 高徳院 清浄泉寺
- 別称:鎌倉大仏・長谷の大仏
- 創建年:不詳
- 開山:不詳
- 開基:不詳
- 公式サイト:鎌倉大仏 高徳院
高徳院へのアクセス方法・行き方
- 江ノ電「長谷駅」から徒歩約7分(約500メートル)
- 鎌倉駅から江ノ電バス・京急バスに乗車、「大仏前」下車・徒歩約1分)
鎌倉駅から高徳院(大仏前)行きのバスは、1番乗り場(江ノ電)もしくは6番乗り場(京急バス)から乗車します。
鎌倉の散策ということであれば江ノ電に乗って来られることをおすすめします。途中には、長谷寺もあります。
高徳院の拝観について
時期により拝観時間が変わります。
- 4月~9月:8:00~17:30(17:15 最終入場)
- 10月~3月:8:00~17:00(16:45 最終入場)
開門と閉門の時間があるため、参拝可能時間でしか拝観は出来ません。
拝観料に団体料金はありません。
境内の売店は、参拝可能時間と異なります。
大仏内の胎内拝観は別途50円かかります。
高徳院の由緒・歴史
創建・開山・開基については不明です(諸説あり)。
光明寺の奥の院を移建したという説がありますが、時期が合いません。
暦仁元年(1238年)、深沢の地(現・大仏の所在地)にて僧・浄光の勧進によって「大仏堂」の建立が始めらたという記述が吾妻鏡(鎌倉時代に成立した歴史書)にありますが、これが高徳院になったのかどうかは不明です。
鎌倉大仏の由緒・歴史
以下、通説であり確実な史実ではありません。
- 暦仁元年(1238年):深沢の地(現・大仏の所在地)で大仏堂の建立が始められる(大仏は木像)
- 寛元元年(1243年):開眼供養が行われるが失われる
- 建長4年(1252年):銅造の大仏の建立が始められる
最初に木像の大仏が作られましたが、何かしらの理由により失われ銅造の大仏が作られたとされています。
また現在は、大仏がそのまま外に鎮座していますが、元々は御堂の中にありました。震災や火災、津波により御堂が破壊され再建は何度かされたものの、文明18年(1486年)には御堂が無い状態になり、そのまま続いているとされています。
高徳院のご本尊とご利益
- 阿弥陀如来
ご利益・御功徳は下記のことがよく言われています。
- 健康長寿
高徳院の厄除け・厄年について
厄除けは行っていません。
高徳院の代表的な行事・お祭・縁日
- 11月中旬~:夜間拝観(鎌倉大仏のライトアップ)
高徳院の文化財について
- 銅造阿弥陀如来坐像(大仏):国宝
- 鎌倉大仏殿跡:国指定史跡
- 絹本墨画 地蔵菩薩像:鎌倉市指定有形文化財
高徳院の車椅子対応・バリアフリー対応
高徳院ではバリアフリー化されており、車椅子での拝観・参拝が可能です。ただし一部エリアでは車椅子での拝観は難しい部分もあります。
鎌倉大仏の前までであれば問題なく車椅子での拝観が可能です。
高徳院の御朱印と札所
- 鎌倉三十三観音霊場 第23番(御詠歌御朱印もあり)
上記に加え御本尊の御朱印があります。
納経代は各300円となっています。
なお御朱印がいただける時間は、種類によって異なります。
- 朱印帳記帳:9:00~15:00
- 印刷紙朱印:8:00~16:30
御朱印帳に記帳してもらいたい場合は時間を間違えずに訪れてください。
高徳院の訪問・参拝・縁日レポート
高徳院へ訪れた時の参拝レポートや高徳院に関する詳細です。
高徳院の関連リンク
高徳院の墓地について
墓地は一応あるようなのですが、空き区画もなく一部の檀家のみの対応となっているようです。
高徳院のフォトギャラリー
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