建長寺は、紅葉が綺麗なお寺ですが、桜が散った4月中旬くらいからゴールデンウィークくらいまでの春の新緑・青もみじも非常に綺麗です。
また同じくらいの時期に牡丹の花が見頃となります。
4月中旬くらいからゴールデンウィーク頃の建長寺の新緑・青もみじや牡丹の様子を写真を添えて紹介します。
建長寺の牡丹の花の見頃について
建長寺の牡丹は例年であれば4月下旬から5月上旬に見頃をむかえますが、ここ数年は、4月中旬から4月下旬に見頃となることが多くなっています。
つまり以前はゴールデンウィークがちょうど見頃でしたが、今はゴールデンウィーク前には見頃を終えていることが多いです。
2022年は、4月20日前後がもっとも見頃になり、ゴールデンウィークに入った頃はかなり散ってしまっていました。
例年であれば普段は非公開の塔頭・西来庵も牡丹の時期は公開されるのですが、2022年はあまり咲いていなかったためか、公開されませんでした。
2022年の建長寺の牡丹の様子
2022年は4月22日と4月30日の2回、牡丹の様子を見に行きました。
建長寺の入口となる総門をくぐり拝観料を支払い中へ進むと葉桜のトンネルが出迎えてくれます。
総門から三門に続くこの参道の両脇に、例年なら牡丹の花が咲き乱れているのですが、2022年はひっそりと咲いている状態でした。
咲いていると言えば咲いているのですが、今ひとつ元気が無い状態。
花を1つ1つ見れば、綺麗なのですが全体的にはあまり咲いていない状態でした。
2022年は、牡丹の開花が始まったくらいから、急に気温が下がり、また雨が多く強風が吹く日も多かったためか、牡丹にとってあまりいい条件ではなかったようでした。
三門をくぐり、その先にある仏殿の間にも牡丹が植えられていますが、こちらも普通に写真を撮っただけだとほとんど写らない状態です。
もちろんよく見れば綺麗に咲いている牡丹もありますが、賑わいが無い状態です。
1回目は4月22日で早すぎたかな?とも思ったのですが、4月30日に訪れた時はもっと咲いてなかったので、2022年は建長寺の牡丹は残念だったようです。
でも新緑・青もみじは圧巻なほど綺麗でした。
建長寺の新緑・青もみじの様子
建長寺の新緑・青もみじの見頃は4月中旬くらいから6月くらいまでです。
ただ鎌倉に長く住んでいる人の話を聞くと鎌倉の新緑・青もみじが綺麗なのは、4月中旬から5月上旬くらいまでいう人が多いです。
理由を聞くと鎌倉は海が近いため、潮風の影響による塩害によって新緑の発色が夏に近づくと悪くなるからとのこと。
これは、いろいろなお寺の方に聞いたり、鎌倉市内で人力車をしている人達が、よく言うことです。
なので美しい新緑を見に行くのなら、桜が散って葉桜になった4月中旬くらいからゴールデンウィークまでがおすすめです。
そんな建長寺で新緑・青もみじが美しいのは3ヶ所です。
- 天源院と龍峰院への参道
- 正統院手前の参道
- 半僧坊への参道
天源院と龍峰院への参道
紅葉も非常に美しい建長寺の塔頭・天源院と龍峰院へ続く参道の青もみじは非常に美しく圧倒的な緑が押し寄せてきます。
紅葉には生命力あふれる青もみじです。
なお通常は拝観出来ませんが、龍峰院の参道の青もみじのトンネルは小さいながらも非常に美しくおすすめです。
この青もみじを見る方法は、龍峰院で御朱印をいただくことです。
正統院手前の参道
建長寺の塔頭・正統院手前の青もみじも非常に綺麗です。
見上げるとわかりますが、青もみじのドームの中にいるかのような、そんな錯覚を覚えるくらいに青もみじに包まれる場所です。
半僧坊への参道
建長寺の青もみじで圧倒的なのが、半僧坊へ続く参道の青もみじです。
ここは両脇に葉桜の新緑もあり、更に覆いかぶさるようにはみ出る青もみじが出迎えてくれます。
半僧坊へ続く階段を上り振り返ると、圧巻の青もみじが広がります。
更に階段を上っていっても青もみじがずっと続いています。
半僧坊の真下まで青もみじが続いています。
新緑の建長寺へ行こう
生命力あふれる新緑の季節、牡丹も美しい建長寺は非常におすすめです。
GWに重なると混雑はしますが、円覚寺や鶴岡八幡宮に比べると、まだ空いています。
頑張って半僧坊まで上がれば素晴らしい景色もまっています。
天気が良ければ富士山と青もみじという景色も見られるかもしれません。
更に頑張って半僧坊の上の勝上献展望台まで上がると鎌倉一望!
是非、新緑の季節の建長寺に訪れてくださいね。
以上、4月からゴールデンウィーク頃の建長寺の新緑・青もみじと牡丹の花についてでした。
- 住所:〒247-8525 神奈川県鎌倉市山ノ内8
- TEL:0467-22-0981
- 御朱印:あり
- 写経:あり
- 参拝可能時間:8:30~16:30
- 寺務所受付時間:8:30~16:30
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