浄妙寺は、紫陽花が綺麗なことでも有名なお寺ですが、特にアナベルという種類の紫陽花が沢山咲いていることで有名です。
浄妙寺の一般的な紫陽花やアナベルの見頃について、また実際の様子を写真を添えて紹介します。
浄妙寺の紫陽花の見頃は、2段階になっています。
浄妙寺の紫陽花・アナベルの見頃について
浄妙寺には大まかに分けると3種類の紫陽花があります。
- 一般的な紫陽花
- ガクアジサイ・ヤマアジサイ
- アナベル
それぞれで見頃が異なります。もちろん年によって1週間から10日くらいはズレることがあるので、参考として見てください。
一般的な紫陽花
数はそれほど多くありませんが、本堂から石窯ガーデンテラスに向かう途中の斜面などに生えています。
5月下旬から6月上旬くらいから開花しはじめて、見頃は6月中旬くらいからです。
ただ以前は結構咲いていた一般的な紫陽花ですが、ここ数年かなり咲く量が減ってきたように感じます。
2021年・2022年は花も小さくあまり咲いていませんでした。
ガクアジサイ・ヤマアジサイ
ガクアジサイとヤマアジサイは異なる種類の紫陽花ですが、見た目が似ており、品種もいろいろ出ており、見分けにくくなっています。
浄妙寺には「山あじさいの小径」という小さな小径があり、そこを中心にガクアジサイ・ヤマアジサイがあります。
5月後半くらいから開花をはじめて、見頃は6月上旬から中旬にかけてです。
6月後半にも咲いているものもありますが、枯れているものが増えてきます。
アナベル
浄妙寺のアジサイと言えば「アナベル」を想像する人も多くなっています。
5月後半から開花をはじめ、6月上旬から中旬には最初の見頃を迎えます。
アナベルは最初は緑色が濃く、徐々に白くなっていき、6月中旬から後半にかけて白くなったアナベルを楽しめます。
一般的な紫陽花は見頃を終えると剪定をしないと翌年、あまり花を咲かせなくなるのですが、アナベルは関係なく咲くということで、そのまま放置され7月中旬くらいになるとドライフラワー状態になったものが楽しめます。
アナベルとヤマアジサイ・ガクアジサイで2段階の見頃
ガクアジサイ・ヤマアジサイの見頃に訪れるとアナベルはまだ緑色が濃いため綺麗な紫陽花という雰囲気はあまりありません。
アナベルが白くなる6月中旬から下旬に訪れると、今度はガクアジサイ・ヤマアジサイの見頃が少し過ぎた感じになっていることが多いです。
年によっては見頃が同じくらいになる場合もありますが、ガクアジサイやヤマアジサイは他でも見られるので、アナベルに合わせて6月中旬から下旬に訪れるのが良いかもしれません。
浄妙寺の紫陽花の様子
浄妙寺の紫陽花の様子を紹介します。
石窯ガーデンテラスのアナベル
6月の中旬くらいに差し掛かる頃の石窯ガーデンテラスのアナベル、まだ緑が濃い色をしています。
もこもことした花を咲かせているのが特徴です。
6月20日頃から緑が薄まりかなり白くなってきます。
浄妙寺の山あじさいの小径
浄妙寺の山あじさいの小径は、山あじさいをメインに青い花のヤマアジサイやガクアジサイが沢山咲いています。
見頃は6月中旬くらいで、年によっては20日を過ぎるとかなり枯れてきます。
爽やかな青色の紫陽花
おそらく小ぶりなものがヤマアジサイで、比較的大きなものがガクアジサイです。
「山あじさいの小径」という名称がついていますが、距離にして100メートルくらいなので、ゆっくり歩いても3~4分で抜けますが、写真を撮ったり紫陽花を愛でていると10分くらいいることも。
少し変わった八重の花びらの紫陽花も咲いていました。
6月の浄妙寺・紫陽花以外の花
6月の浄妙寺は紫陽花以外の花も綺麗です。
6月の前半であれば、おそらくサツキだと思うのですが、ピンクと白色の花が綺麗です。
花菖蒲も少ないですが6月前半なら咲いています。
おそらくキンシバイという花です。黄色で非常に目立ちます。
紫陽花以外の花も綺麗なので、是非見てください。
浄妙寺の紫陽花を見に行こう
いろいろな紫陽花が楽しめる浄妙寺、長谷寺や明月院の紫陽花のような派手さはありませんが、ゆっくりと楽しめるのが良いところです。
平日の午前中、特に朝9時台なら、出会っても10組未満くらいの時もよくあります。
浄妙寺と言えば、石窯ガーデンテラスや喜泉庵などのカフェや抹茶が楽しめるところが人気なので、石窯ガーデンテラスや喜泉庵が開店する前の9時台は本当に空いています。
のんびりと紫陽花を楽しみたい方におすすめです。
以上、浄妙寺の紫陽花・アナベルの様子と見頃についてでした。
- 住所:〒248-0003 神奈川県鎌倉市浄明寺3-8-31
- TEL:0467-22-2818
- 御朱印:あり
- 写経:確認中
- 参拝可能時間:9:00~16:30
- 寺務所受付時間:9:00~16:00
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