北鎌倉を代表する名刹・浄智寺、美しい参道で人気のお寺ですが、紫陽花の時期はその参道の周りに紫陽花が咲き、梅雨の鎌倉を彩ります。
6月に何度か訪れて紫陽花の様子を見てきました。
いつぐらいが見頃になるか気になる方に見頃について、また実際の様子を写真を添えて紹介します。
浄智寺の紫陽花の見頃
浄智寺の紫陽花は、年によって異なるものの例年5月末くらいから開花を始め、見頃は6月中旬から下旬にかけてです。
浄智寺に訪れると最初に目にするのが入口となる「甘露ノ井」の脇にあるガクアジサイ、6月7日よりも6月13日以降の方が色が濃くなり綺麗に咲いていました。
参道脇の一般的な紫陽花も6月初旬よりは中旬以降の方が咲いている数が増えてきます。
なお梅雨明けが早かったり、空梅雨で気温が高い年は、見頃が早まることがあるので、その年の天気を確認してくださいね。
浄智寺の紫陽花の様子
浄智寺の紫陽花の様子を写真を多めに紹介してきます。
総門前のガクアジサイ
北鎌倉駅方面から浄智寺に向かってくると石橋とその奥に見える総門と呼ばれる門が印象的な景色になっています。
その左側にガクアジサイが咲いています。
ガクアジサイと石橋、古都・鎌倉らしい景色に見えませんか?
総門をくぐり先に進みます。
参道・石段横の紫陽花
6月の浄智寺の参道は新緑がまだまだ綺麗です。例年ならこの角度で撮影すると紫陽花がもう少し写るのですが、2022年は参道にはみ出すように紫陽花がほとんど咲いていませんでした。
それでも先に進み石段に手前くらいから正面を見ると…
いくつか紫陽花が咲いているのがわかります。そして左右を見ると…
紫陽花が数多く咲いています。
この辺りが浄智寺で最も紫陽花が咲いている場所です。
結構な紫陽花が咲いていましたが、毎年来るとおっしゃっていたご年配のご夫婦は、今年は紫陽花が少ないと言っていました。
それでも青を中心とした紫陽花が咲いていてとても美しい景色になっています。
土日の日中になるとこの石段もかなりの人となるので、人が少ない石段をゆっくりと見たいのなら、平日の9時以前なら、時折訪れる人がいるくらいで、ゆっくりと見られます。
鐘楼門あたりの紫陽花
石段を上ると受付があり拝観料を支払って、有料拝観エリアに入りますが、鐘楼門までは横から無料で見ることが出来ます。
鐘楼門の手前に紫陽花が少し咲いていて、紫陽花と鐘楼門を一緒に撮影しようとする人が多いのですが、やっぱりお寺の建築物と紫陽花という構図は撮影したくなりますよね。
土日になると人が写らないように撮影するのは難しくなります。
浄智寺の有料拝観エリアの紫陽花
受付で拝観料を支払い、有料拝観エリアへ
入ってすぐに右を見ると棟門と呼ばれる門があり、その手前に紫陽花が咲いています。
ガクアジサイと白い紫陽花が咲いています。
ただ順路は、この門は最後で、先に鐘楼門を通って奥へと進みます。
浄智寺の本堂でお参りをしてから先へと進みます。
本堂の裏側に進むと書院の裏側が見えます。6月になると草が茂ってきて、藁葺き屋根の書院との組み合わせがとても郷愁を誘う景色になっていました。
この先の順路が浄智寺で紫陽花が2番目に咲いているエリアです。
斜面に紫陽花が咲いています。
最初にガクアジサイ
その奥に普通の紫陽花
その後は、隧道の前にガクアジサイ
隧道をくぐった先に白い紫陽花
茶室の前にガクアジサイ
棟門の少し奥にガクアジサイがありました。
他にもあるかもしれませんが、点在して咲いています。
浄智寺の紫陽花を見に行こう
浄智寺の近くには紫陽花の名所・明月院や東慶寺があり、浄智寺の紫陽花は少し地味な印象を受けるかもしれません。
その分、訪れる人が少なく落ち着いて紫陽花を見られるのが浄智寺の良いところです。
ひょっとしたら看板猫を見ることが出来るかもしれませんよ。
以上、浄智寺の紫陽花の様子と見頃についてでした。
- 住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内1402
- TEL:0467-22-3943
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:9:00~16:30
- 寺務所受付時間:9:00~16:30
- 拝観時間:9:00~16:30
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