鎌倉駅からもほど近い場所にある本覚寺、枝垂れ桜が有名で3月後半の見頃になると多くの人が訪れます。
ただし本覚寺の桜は枝垂れ桜だけではなく、ソメイヨシノに八重桜、河津桜もあり割りと長く桜を楽しめるようになっています。
本覚寺の桜の様子と見頃について、写真を添えて紹介します。
本覚寺の桜の種類と見頃
本覚寺には5種類の桜があります。
- 河津桜:2月中に開花し3月上旬まで楽しめる
- 枝垂れ桜:3月下旬頃
- ソメイヨシノ:3月下旬から4月上旬頃
- 御車返しの桜:4月初旬頃
- 八重桜:4月初旬から中旬頃
本覚寺の河津桜
本覚寺の鐘楼近くにある河津桜、例年であれば2月になると咲き始め、2月の中旬から下旬にかけて満開を迎えます。
ただし他の桜と比べて開花時期が1~2週間ズレることもあります。天候次第なので一概にはいつが見頃になるとは言えませんが、2月下旬頃なら概ね咲いているのを見られます。
本覚寺の枝垂れ桜
本覚寺の枝垂れ桜は、ソメイヨシノよりも1週間ほど早く開花して、ソメイヨシノが咲き始める頃に満開になることが多くなっています。
そのため概ね3月下旬には満開になることが多いです。
本覚寺のソメイヨシノ
本覚寺のソメイヨシノは3月下旬から4月上旬くらいに満開になることが多いです。
概ね枝垂れ桜が散ってきた頃に満開になります。
本覚寺の御車返しの桜
あまり目立たない場所にあるため気づかない人も多い「御車返し」
ソメイヨシノとほぼ同じか少し遅いくらいに満開になります。
本覚寺の山門横のもう1つの門を入ったところ、トイレの前にあります。
本覚寺の八重桜
ソメイヨシノが散って葉桜になりつつある頃に見頃を迎えるのが八重桜です。
概ね4月上旬から中旬に見頃となります。
本覚寺の桜は2月から4月中旬頃まで
河津桜が早い時で2月上旬から咲き始め、河津桜が散って少し間がありますが、枝垂れ桜が咲き、ソメイヨシノ、八重桜と約2ヶ月間も桜が楽しめるのが本覚寺の特徴です。
本覚寺の枝垂れ桜を中心とした桜の様子
3月初旬くらいに満開になることが多い河津桜
鐘楼と一緒に写すと鎌倉らしい仏閣と桜の構図になります。
河津桜が散って、少し間をおいて枝垂れ桜が咲き始めます。
かなり大きな枝垂れ桜で知らずに訪れた人も必ず足を停めて魅入ってしまいます。
遠くから見るよりも枝垂れ桜の真下に立って見上げる方が迫力が伝わってきます。
晴れて暖かい日には、本堂の横に座って枝垂れ桜をゆっくりと鑑賞するのがおすすめです。
日蓮御分骨堂と枝垂れ桜、しあわせ地蔵の構図がとても鎌倉らしいのですが、満開になってくると多くの人が訪れていて、誰もいない状態で撮影するのはかなり難しいです。
早朝に訪れないと無理かな…
もっとも枝垂れ桜はやや見上げて撮影する方が枝垂れ桜感が出るんですよね。
枝垂れ桜が散ってきて、葉が目立つ頃になるとソメイヨシノです。
撮影に訪れた時、小さい方のソメイヨシノはかなり葉桜になってしまっていましたが、大きい方のソメイヨシノは上の方がまだ満開でした。
ソメイヨシノが散り始める頃に見頃になってくるのが八重桜です。
右に見えるのがソメイヨシノ、左の葉桜が枝垂れ桜、枝垂れ桜の手前に何か咲いているかな?と見えるのが八重桜です。
かなり咲いていても色が濃い分、あまり咲いてないように見えることもあります。
本堂の屋根と八重桜
八重桜は近くで花をメインに撮影した方が絵になりますね。
ピンクが濃くふわふわと花びらが重なる八重桜は他の桜が可憐に見えるのに対して、豪華に見えます。
同じ頃、本覚寺の御車返しの桜も割りと咲いていました。
白くふわふわした感じの桜です。
春の本覚寺に訪れよう
3月下旬から4月中旬の本覚寺は桜だけでなく、いろいろな花が咲いています。
チューリップ
ブドウムスカリ
ラッパスイセンなどなど
もちろん目を一番惹くのは桜ですが、全体的に小さな春から大きな春までいろいろと楽しめるお寺です。
是非、本覚寺に春の訪れを感じに訪れてくださいね。
以上、本覚寺の枝垂れ桜・八重桜のなど桜の様子と見頃についてでした。
なお本覚寺の前にある夷堂橋の上からも滑川にかかる桜が見られますよ。
- 住所:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1-12-12
- TEL:0467-22-0490
- 御朱印:あり
- 写経:確認中
- 参拝可能時間:基本24時間
- 寺務所受付時間:9:00~16:00
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