長谷寺は鎌倉の中でも梅が多く咲き、美しいことで有名です。
数ある鎌倉の梅の名所の中でも長谷寺はかなりおすすめです。
でも実際にいつぐらいに訪れるのがよくて、実際の様子はどうなんだろう?という方に長谷寺の梅の見頃と実際の様子を写真を添えて紹介します。
長谷寺の梅・河津桜の見頃について
年によっても異なりますが、長谷寺の梅は概ね2月中旬から3月中旬くらいです。
1月下旬頃から冬至梅・蝋梅という梅が咲き始め、2月中旬くらいから白梅や紅梅、枝垂れ梅が咲きはじめます。
見頃のピークは年によっても大きく異なることもあるのですが、2月中旬から3月上旬となることが多くなっています。
また2月下旬くらいからは河津桜も咲き始めて、梅と河津桜の両方を楽しめます。
枝垂れ梅は、3月に入ってからの方が咲いている花の数は多くなります。
長谷寺の梅や河津桜の様子
2月から3月にかけての長谷寺は、紫陽花や紅葉の時期に比べれば混雑は少ないです。
ただ大学生は春休みに入っていることも多いですし、卒業旅行で鎌倉に来る人も多いので、11時過ぎになるとそれなりに混雑してきます。
あまり人がいない状態で撮影したい!ということであれば、開門に合わせてくることをおすすめします。
長谷寺は拝観料がかかるので、あまり咲いてないようなら、入るのをやめようかな?と思うかもしれませんね。咲いているか咲いてないか、山門から覗けば状況がわかります。
というのも長谷寺の梅は山門近くの池の周りがメインで、様子がすぐにわかるからです。
今回は開門と同時に長谷寺へ。時期は2月の後半です。
梅はちょうど見頃でしたが、一部の梅はまだ5~7分咲きといったところでした。
白梅が多いですが、ところどころに紅梅も咲いています。
枝垂れ梅は7分咲きといったところでした。
7分咲きと言っても近くで見るとピンクの梅がとても可愛く、綺麗に咲いています。
割りと満開に近く、青空に白梅が映えて、とても美しいです。
赤い和傘に梅、まさに絵に書いたような日本の風景が楽しめます。
蝋梅
黄色い花を咲かせているのが蝋梅(ろうばい)です。
梅とは書きますが、梅とは種類が異なります。1月から2月が見頃で3月でも、それなりに見られることもあります。
河津桜
2月中旬以降であれば、梅に混ざって桜も咲いています。早く咲く河津桜です。
鎌倉には河津桜と玉縄桜という早咲きの桜が2種類ありますが、ピンクがやや濃いのが河津桜です。
池の周りの梅や桜を見たら階段を上って観音堂へ向かいましょう。
長谷寺の本堂と見晴台周りの梅
長谷寺の梅は入口を入った池の周りに多いですが、階段を上った先にある観音堂の周りにも若干あります。
途中にある可愛らしいお地蔵様もお見逃しなく。
ちょっと疲れる階段を上り終えると観音堂が見えてきます。
振り返ると長谷寺の鐘楼がありますが、鐘楼の脇に梅があります。
奥に鳥居が見えますが、「かきがら稲荷」というお稲荷さんが祀られています。
観音堂の前を通り奥へと進むと海が見えてきます。長谷寺の見晴台から望む海はとても素敵なので、お見逃しなく。
この見晴台の入口近くにも梅が咲いています。
池の周りの梅は綺麗なのですが、仏閣と一緒には撮影出来ないので寺院らしい写真は撮れません。ここの梅は撮り方によって仏閣や仏像を含めて撮れるので、寺院らしい写真を撮りたいのなら、こちらの梅の方がおすすめです。
時間に余裕があったら展望散策路へも是非。
この日は天気が今ひとつでしたが、晴れた日なら鎌倉の海の素晴らしい風景を見ることが出来ます。
長谷寺の梅を見に行こう
鎌倉市内の梅が有名な寺社にはほとんど行きましたが、個人的には鎌倉市内の梅のスポットでおすすめ5位に入るくらい、素晴らしい梅スポットです。
桜ほどの派手さはありませんが、花があるのと無いのとでは、全くお寺の雰囲気が異なります。
桜の時期は鎌倉に来るのが難しいけど2月下旬から3月上旬なら鎌倉に行けそう…という方に特におすすめです。
以上、長谷寺の梅・河津桜と見頃についてでした。
- 住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
- TEL:0467-22-6300
- 御朱印:あり
- 写経:あり
- 参拝可能時間:3~9月・8:00~17:30(受付17時まで)/10~2月・8:00~17:00(受付16:30まで)
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