紫陽花や紅葉で人気の長谷寺、桜の季節はどうなんだろう?と思う方もいますよね。
長谷寺にも桜の木はあり春になると綺麗な花を咲かせます。桜以外にも春の花がいろいろと咲いて、春を楽しめるようになっています。
長谷寺の桜の見頃と実際の様子を写真を添えて紹介します。
長谷寺の桜の見頃について
長谷寺には何種類かの桜があり、桜によって開花時期が異なっています。
- 河津桜:2月中旬から3月上旬
- ソメイヨシノ・ヤマザクラ:3月下旬から4月上旬
- 枝垂れ桜:3月下旬から4月中旬(ソメイヨシノが葉桜になる頃)
メインはソメイヨシノになり、例年であれば3月下旬から4月上旬が見頃となりますが、年によって、また直近の天候によって異なることもあります。
直近の年だとソメイヨシノが満開になったのは下記の通りです(長谷寺の公表)
- 2022年:3月30日頃
- 2021年:3月31日頃
- 2020年:4月3日頃
- 2019年:4月2日頃
- 2018年:3月29日頃
- 2017年:4月10日頃
概ね3月31日から前後2~3日頃ですが、稀に10日くらい遅れることもあります。
枝垂れ桜は、ソメイヨシノが満開になる頃に咲き始めるので、1週間から10日くらいズレることが多いです。
枝垂れ桜は長谷寺に点在していますが、一番大きなものは観音堂の横にある観音ミュージアム前、右側にあるものです。
左のソメイヨシノが満開でも右の枝垂れ桜はようやく咲き始める頃です。
長谷寺の桜の様子
江ノ電「長谷駅」から長谷寺に歩いていく場合、長谷観音前という交差点で曲がりますが、交差点から長谷寺の建物が見えます。この時に桜が咲いているのがわかります。
近づくと長谷寺のあちこちで桜が咲いていることが更によくわかります。
駐車場の奥から見るとより桜が咲いているのがわかりますよ。
長谷寺の池の周りの桜
ただ中に入ると桜が咲いている様子がありません。
長谷寺の観音堂などの仏閣がある階段を上っていくエリアに行くと桜が咲いているのがわかりますが、階段手前の池のあるエリアは3月下旬から4月上旬はあまり桜は咲いていません。
中央付近の池の周りではなく、左右の端に行くと紅枝垂れ桜という桜が少し咲いているくらいです。
ただ池の周りには春の花々が咲いています。
紅白の木瓜の花
ツツジなどなど
いろいろな花が咲いているので、池の周りではいろいろな花を楽しんでもらえれば良いのではないでしょうか?
長谷寺 観音堂の周りの桜
階段を上って観音堂などがあるところへ
観音堂の後ろに桜が咲いているのがわかります。
観音堂の前を通り過ぎると長谷寺で一番目立つソメイヨシノが咲いていました。
観音堂と桜、仏閣と映る桜の景色は鎌倉らしさを感じますね。
この桜の前で写真を撮る人が圧倒的に多くなっていました。
長谷寺の人気スポットの見晴台からの眺め、この見晴台の横にも桜が咲いています。
恐らくはヤマザクラで、花と葉が同時に出てくる桜です。
海を眼下に桜と一緒に見られます。
長谷寺 展望散策路の桜
経蔵(転輪蔵)の近くにツツジが咲いて、経蔵(転輪蔵)をバックに綺麗に見えました。
ここから展望散策路へと進みます。
この時期、展望散策路にはシャガの花が咲いています。
とても綺麗な花です。
展望散策路には何本かのヤマザクラが咲いていました。
展望散策路からは由比ヶ浜・材木座海岸が見渡せる絶景スポットになっており、桜の咲き方によっては海と桜を一緒に写せます。
この日は途中まであいにくの天気だったのが悔やまれます(後で晴れました)。
展望散策路にも良縁地蔵があるので、お見逃しなく
水子地蔵のところまで来ると、ほぼ展望散策路は終了です。水子地蔵と桜、そして海が眺められます。
長谷寺の桜を見に行こう
長谷寺の桜は鶴岡八幡宮の桜や建長寺の桜に比べるとまとまって咲いてない分、派手さはありません。
しかし仏閣の前や海の前に咲いている桜があるので、鎌倉らしい桜の景色が見られます。
長谷に訪れた時は、是非長谷寺に立ち寄ってくださいね。
以上、長谷寺の桜の様子と見頃についてでした。
- 住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-11-2
- TEL:0467-22-6300
- 御朱印:あり
- 写経:あり
- 参拝可能時間:3~9月・8:00~17:30(受付17時まで)/10~2月・8:00~17:00(受付16:30まで)
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