梅の名所として紹介されることもある光則寺、長谷寺の近くにあるので長谷寺と合わせて訪れてみようかな?と思う方もいると思います。
でも光則寺の梅って、実際のところどうなの?という方に光則寺の梅の様子や見頃を写真を添えて紹介します。
あわせて光則寺で美しい蝋梅についても紹介します。
光則寺の梅・蝋梅の見頃
光則寺の梅は年によっても異なりますが、概ね2月中旬から3月上旬に見頃を迎えます。
ただ老木が多いため、あまり咲かない年もあったりするので、美しい梅の景色を見られるかどうかは、その年で開花時期になってみないとわからない部分もあります。
また3月中旬に見頃がずれ込むこともあります。
光則寺の蝋梅の見頃
蝋梅は梅とつくので、梅の仲間と思われ勝ちですが、梅とは異なる植物(花)です。
蝋で塗ったような光沢がある黄色い花を咲かせます。
光則寺には数本の蝋梅があり、例年であれば1月から2月が見頃となります。梅や桜よりも咲いている期間が長いので1月から2月に訪れれば概ね見ることが出来ます。
2022年の光則寺の梅・蝋梅の様子
2022年は、長谷寺の梅が見頃になってきたと言われる2月24日に訪れました。
ただ長谷寺の梅は見頃でも光則寺の梅は見頃とはなっていませんでした。
山門の手前に蝋梅の木があり、まさに満開となっていました。
2月の後半になると枯れている寺社が多い蝋梅ですが、光則寺の蝋梅は2月いっぱいは見頃となっていることが多いそうです。
春を感じられるようになってくる2月後半、蝋梅の黄色い花はまさに春らしさを感じさせてくれます。
山門で拝観料を支払い、中へ。
中に入ると例年であれば梅が割りと咲いている頃ですが、2022年は山門から本堂の間にはほとんど梅が咲いていませんでした。
本堂にむかって左側に7~8分咲になっている梅がありましたが、それ以外は咲いていないか2~3分咲といったところです。
本堂から日朗上人の土牢に向かう間も梅が咲いている木がありましたが、まだまだ見頃と言えるものは少なく、2022年の光則寺の梅は3月に入ってから見頃となりました。
光則寺の見どころの1つ、日朗上人の土牢と言われるところへ
この辺りまで来ると遠くに海が見えます。夏場は木々が茂っていてほとんど見えないですが、年があけてまだ木々が茂ってくる前はよく見えます。
由比ヶ浜と紹介しているところもありますが、由比ヶ浜はほぼ見えていません。見えている海はほぼ材木座海岸です。
梅が残念な年でしたが、海を見られると少し得した気分になりました。
光則寺の梅・蝋梅を見に行こう
あまり開花しない年もありますが、樹齢200年とも300年とも言われる光則寺の梅には趣があります。
蝋梅も合わせて見られるのが良いところ
この時期の長谷寺は人がかなり多く、混雑していますが、光則寺は割りと静かなので、落ち着けます。
落ち着いて梅を見たいな…という時に特におすすめです。
以上、光則寺の梅・蝋梅の様子と見頃についてでした。
- 住所:〒248-0016 神奈川県鎌倉市長谷3-9-7
- TEL:0467-22-2077
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:8:00~17:00
- 寺務所受付時間:8:00~17:00
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