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極楽寺の御本尊御開帳・忍性塔特別参拝の出来る仏生会・花まつりの様子

寺院訪問・参拝レポート

毎年4月7日・8日に行われる極楽寺の仏生会(花まつり)に行ってきました。

普段は拝観出来ない御本尊である清凉寺式釈迦如来像の御開帳や本堂内の公開、普段参拝出来ない忍性塔の特別参拝が行われます。

実際に訪れた様子を写真を添えて紹介します。

極楽寺の仏生会について

極楽寺の仏生会

仏生会(ぶっしょうえ)の仏生(ぶっしょう)とは、仏(ほとけ)が生まれるという言葉の意味の通り、釈迦の誕生日のことです。

釈迦の誕生日は旧暦の4月8日ですが、日本では新暦の4月8日に各寺院で仏生会・灌仏会・降誕会・花まつりといろいろな名称で仏事・祭事として行われます。

極楽寺では仏生会として4月7日から4月8日の3日間開催されます。ただし2023年(令和5年)からは4月7日・4月8日の2日間のみの開催となります。

極楽寺の本堂

普段は公開されていない本堂に入れるようになり、本堂内にある不動明王坐像・薬師如来坐像・文殊菩薩坐像・忍性像・興正菩薩像を参拝することが出来ます。

極楽寺 転法輪殿

転法輪殿に安置されている御本尊である清凉寺式釈迦如来像も御開帳されます。

また極楽寺からは徒歩3~5分の距離にある極楽寺の奥の院にある巨大な五輪塔である忍性塔も参拝することが出来ます。

時間は2022年は3日間とも時間が異なるものの、2023年以降は2日間の開催となるため、どういった日程になるか現時点ではわかりません。

恐らくは10時から16時までの時間になるものと思われます。

ただ2022年までは忍性塔は4月8日のみの公開でしたが、2023年以降は4月7日・8日の2日間の公開になるそうです。

極楽寺の仏生会の様子

訪れたのは4月8日の10時少し前です。

仏生会の時の極楽寺の山門

仏生会では極楽寺の山門が開放され、山門の中央を通れるようになっていました。

極楽寺 仏生会

中に入ると多くの人が10時からの本堂公開・転法輪殿の御本尊御開帳を待っていました。

極楽寺 仏生会

本堂の前には花まつりらしく、花で装飾された中に小さな仏像が置かれていました。

極楽寺 仏生会

転法輪殿の前にはテントが張られ、転法輪殿にある御本尊拝観の受付となっていました。

なお本堂内に入るのは無料ですが、転法輪殿に入るのは拝観料700円が必要となっていました。

極楽寺 仏生会

正確には拝観料ではなく「お焼香代」として700円を納めるということになっています。

700円を支払うと焼香が入った焼香袋が渡され、本堂や転法輪殿、忍性塔で焼香出来るようになります。

極楽寺 仏生会

本堂の中にも続々と人が入って参拝していました。

忍性塔の特別参拝

忍性塔の特別参拝

忍性塔の特別参拝は、本堂の裏側から向かいます。

忍性塔の特別参拝

普段は閉鎖されている極楽寺の奥の院へ

忍性塔の特別参拝

普段閉ざされている門のところには「奥の院 忍性塔」と書かれていました。

忍性塔の特別参拝

運動場のような場所を通って更に奥へと向かいます。

極楽寺 石塔院

奥の院(石塔院)と呼ばれる建物が途中にあります。

忍性塔の特別参拝

扁額には「石塔院」と描かれていました。

極楽寺 石塔院

この石塔院の斜め前に巨大な五輪塔である忍性塔があります。

忍性塔の特別参拝

忍性塔は上記写真の人が写っているところの奥にありますが、忍性塔そのものは撮影不可ということで写真はありません。

忍性塔は高さ357cmということなので大きな人の約2倍の高さです。

極楽寺 仏生会

忍性塔に参拝した後は、再び極楽寺へ戻り、再び本堂を参拝しました。

極楽寺の仏生会へ行こう

八重一重咲分け桜 と極楽寺本堂

仏生会の頃、極楽寺の八重桜や八重一重咲分け桜が満開となります。

美しい桜を見ながら、1年に1度しか見られない忍性塔や御本尊を見に行かれてみてはいかがでしょうか?

以上、極楽寺の御本尊御開帳・忍性塔特別参拝の出来る仏生会・花まつりの様子についてでした。

  • 住所:〒248-0023 神奈川県鎌倉市極楽寺3-6-7
  • TEL:0467-22-3402
  • 御朱印:あり
  • 写経:なし
  • 参拝可能時間:9:00~16:30
  • 寺務所受付時間:9:00~16:30
  • 拝観時間:9:00~16:30

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