鎌倉市二階堂の中でも最奥にある瑞泉寺は、庭園の美しさで有名ですが、紅葉も非常に綺麗です。
元々、瑞泉寺の辺りは紅葉ヶ谷と言われており紅葉が美しい場所で知られています。
瑞泉寺の紅葉の見頃と紅葉の様子を写真を添えてお伝えします。
瑞泉寺の紅葉の時期
瑞泉寺の紅葉は基本的には12月に入ってから、12月10日前後が見頃になることが多くなっています。
ただし年や木々によっても異なってきます。
2021年は下記の通りです。
ほぼ同じ場所から撮影していますが、11月後半だとほとんど色づいていなかったモミジが12月中旬になると上記のように変化していました。
上記の写真は11月23日に撮影したものですが、12月15日に訪れた時は完全に散って、木に葉は全くついていませんでした。
- 11月後半:ほとんど色づいてないが庫裡周辺はピークになっている
- 12月中旬:紅葉のピークだったが、庫裡周辺は散っていた
全体的には12月中旬に訪れた時の方が綺麗でしたが、11月後半には紅葉がピークになっている木々があるので、できれば11月後半と12月中旬に訪れるのが良いのです。
と言っても2回も訪れないのであれば12月中旬くらいに訪れるのがおすすめです。
11月後半であれば、皇帝ダリアという花が綺麗に咲いていることが多いので、紅葉と美しい花ということであれば11月後半もおすすめです。
皇帝ダリアはかなり背が高くなり2メートルくらいのところで花が咲いているので、見上げる形になります。
瑞泉寺の紅葉の様子
以下は12月中旬に訪れた時の様子です。
瑞泉寺へ向かうとまずは上記の総門というところを通ります。この上にモミジがあり、総門とモミジの美しい景色が見られます。
門と紅葉、鎌倉らしい景色です。
総門から歩くこと1~2分で瑞泉寺の入口に入ります。ここで拝観料を支払って中へと進みます。
境内に入り、進んでいくと石段があります。この石段を上がっていきます。
上を見上げると完全とは言えないものの紅葉の天井になっていました。
そして山門の前に到着、山門の上のモミジがかなり色づいていました。
旧道の石段の方から撮影してみました。上の方が紅葉しているのがわかりますよね。
山門を通り、振り返ってみると山門が額縁のようになり、紅葉した木々がまるで絵画のように綺麗に見えました。
山門から進み山門の方を見てみると見事な紅葉が!
瑞泉寺はバス停からも少し遠いこともあり、人気の長谷寺や明月院などと比べると訪れる人も少ないので、非常にゆっくりと見られるのも良い点です。
美しい紅葉を見ながら、しばらく眺めていました。
その後は瑞泉寺の国指定の名勝にもなっている庭園へ
ここはいつ来ても美しいのですが、紅葉の時期だからといっても特に変化はありません。
ただし庭園へ向かう途中のモミジも綺麗に色づいていて、奥に庭園が見えて秋らしい雰囲気はあります。
なお鐘楼の近くからこの時期だと富士山の上の部分だけ見えることがあります。
瑞泉寺の紅葉を見に行こう
瑞泉寺へ向かうには一般的に鎌倉宮までバスで来て、そこから歩きとなります。
鎌倉宮の拝観エリアも紅葉は遅くなることが多いので、12月の初旬を過ぎてしまったけど、鎌倉で紅葉を楽しみたい!ということであれば鎌倉宮から瑞泉寺にかけての紅葉がおすすめです。
実際、まだ紅葉があることに驚いている方もいました。
もちろん寒い年は紅葉も早まりますが、ここ数年鎌倉の紅葉の見頃は遅くなる傾向が多くなっています。
12月に入っても楽しめる瑞泉寺の紅葉、是非見に来てください。
以上、瑞泉寺の紅葉と見頃についてでした。
- 参拝可能時間:9:00~17:00(入門は16:30まで)
- 寺務所受付時間:参拝可能時間と同じ
- 拝観時間:参拝可能時間と同じ
- 拝観料:大人200円/小中学生100円
- 駐車場:あり(無料)
コメント