建長寺の塔頭の龍峰院は、一般拝観が出来ないことが山門に書かれているため、立ち入る人も少ないですが、鎌倉三十三観音霊場の札所にもなっているため御朱印をいただくのなら、立ち入ることが出来ます。
そんな龍峰院ですが、建長寺の中でも紅葉が素晴らしい寺院となっています。
立ち入りにくい龍峰院
紅葉を見に建長寺へ訪れたことがある人なら龍峰院や天源院へ続く参道の紅葉が美しいことを知っている人も多いと思います。
龍峰院の山門前にもモミジがあり、綺麗な紅葉を見せてくれています。
ただ閉じられた山門に加え、上記の写真の通り「檀信徒、関係者以外の立入りご遠慮ください。一般参拝できませんので…」という文章から立ち入ることは一般には出来ません。
ただ御朱印を受ける場合のみ、入ることが出来るので、実際に御朱印をいただきに山門の中へと入ってきました。
龍峰院の紅葉
龍峰院の紅葉は例年であれば11月後半くらいが見頃になります。
山門の横の通用口から入り、参道に入ると…
竹垣で囲まれた広くはない参道ですが、参道にそってモミジが植えられていて、まさにモミジの紅葉のトンネルになっていて素晴らしい景色が続いています。
自然なモミジの紅葉も美しいですが、日本の家屋や庭に配置されたモミジもまた素晴らしいものだと再認識させてくれます。
山門から奥にも門がありその奥に龍峰院の本堂が見えてきますが、紅葉ばかり気になってしまう美しさです。
特に2つ目の門の手前にあるモミジがこの時は特に綺麗でした。
2つ目の門をくぐり本堂の前へ
本堂の前で参拝をしてから御朱印をいただきに向かいます。
本堂にむかって右側を見ると庫裡への入口があるように見えますが、御朱印をいただくのは更に奥の入口からです。
一番奥の入口でチャイムを鳴らすとすぐにお寺の方の返答があります。ここに来る途中、人感センサーがあって、その音で誰か来たことがわかるようになっているからです。
中に入って御朱印をお願いして、待っている間は座って待機します。
御朱印をいただき、再び戻っていく訳ですが、帰りも行きとは少し違った紅葉にうっとりとしました。
入ってきた山門に向かうだけですが、左右にあるモミジが美しく、ここでしばらく眺めていたくなります。
龍峰院で御朱印をいただき、紅葉を見に行こう
龍峰院は御朱印が4種類もあります。
- 鎌倉三十三観音の御朱印2種類(通常と御詠歌)
- ご本尊の御朱印
- ご開山の御朱印
更に重ね印(1度いただいた御朱印等に再び押印してもらうこと)も案内されています。
御詠歌の御朱印は、建長寺自体は行っていませんが、塔頭のここ龍峰院と妙高院ではいただけます。
どの御朱印をいただくか事前に決めておいた方が良いかもしれませんが、御朱印を1つだけいただくのなら、基本的には御本尊の御朱印をいただくのがおすすめです。
御朱印を集めているのなら是非、集めてないにしても龍峰院だけは御朱印帳を用意しておいて、是非1度紅葉の時期に訪れて紅葉を見てください。
以上、龍峰院の紅葉と御朱印のいただき方についてでした。
- 住所:〒247-0062 神奈川県鎌倉市山ノ内101
- TEL:0467-22-8734
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:参拝不可(御朱印をいただく時のみ可)
- 寺務所受付時間:概ね9:00~16:00
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