花の寺としても人気の英勝寺、紅葉はどうかな?ということで11月の最終日に見てきました。
竹林しかイメージに無い方もいるかもしれませんし、実際に竹以外の木々は少ないものの、予想に反して美しい紅葉を見ることが出来ました。
英勝寺の紅葉の様子を写真を添えてお伝えします。
英勝寺の外の銀杏の黄葉
鎌倉駅や鶴岡八幡宮から英勝寺に向かう場合、寿福寺の前を通って向かいますが、英勝寺の檀家用の駐車場には銀杏の木があります。
鎌倉の銀杏の黄葉は年によっても木によってもかなり黄葉の時期がズレるものですが、2021年は、上記の写真の通り、完全には黄葉していなかったもののそれなりに黄葉していました。
少し歩いて英勝寺の入口へ。奥を見ると黄葉した木々が少し見えました。
とても小さな入口なので、入って良いのかな?と戸惑う人もいる英勝寺の入口ですが、個人的には、この小ささが結構好きです。
英勝寺の紅葉は山門周りが美しかった
英勝寺の中に入ると、まだ紅葉の見頃を迎えてない木々も多少あるものの、概ね見頃になっていました。
受付では、英勝寺のワンコが出迎えてくれましたが、近づくと奥に逃げていき、少し離れるとまたこちらを見ていました。
吠えるということもなく、距離感を持って人と接しているように感じた犬です。
英勝寺の変わっているところは、通常山門があってその奥に本堂(仏殿)がありますが、入口が総門になっていないところ入るため、先に本堂(仏殿)があって、その奥に山門があるところです。
山門をくぐり奥に進むと見事な紅葉がありました。
真っ赤な燃ゆるようなモミジが山門の横にあり、これがとても絵になっています。
反対側には銀杏の木があり、そちらもかなり黄葉しています。
紅葉したモミジの間から見える山門、とても古都・鎌倉らしい景色に見えました。
その奥にある銀杏の黄葉もほぼ見頃、赤と黄色のコントラストが晩秋の鎌倉らしい景色を見せてくれました。
大きな山門(三門)と銀杏の黄葉の組み合わせ、この景色が見られるのは鎌倉でもそれほど多くありません。
近づくと奥にやぐらが見えて、より鎌倉らしさを演出してくれていました。
銀杏の奥にある石像を参拝して戻ってきたところ、奥に見えるモミジが本当に綺麗でした。
英勝寺の竹林近くの紅葉
英勝寺三門・仏殿側と竹林側に分かれており、竹林側でも紅葉が見られます。
竹林に入る門の手前にもモミジがあり紅葉していました。
少し引いてみると竹の緑とモミジの赤がとても綺麗で、この組み合わせも素敵だということを気づかせてくれます。
竹林に入って振り返ると、日差しがあたってより紅葉が綺麗に見えました。
竹林の横にある茶室にもなっているところの前にもモミジがあり綺麗に紅葉していました。
別角度で見ると蔵の前にあるモミジだということがわかりますが、蔵の白とモミジの赤のコントラストが非常に綺麗でした。
やっぱり日本家屋と紅葉は絵になります。
英勝寺の紅葉を見に行こう
英勝寺の紅葉は例年であれば11月後半から12月上旬に見頃を迎えます。
紅葉は北鎌倉から鎌倉アルプスに沿った辺りが有名で人気ですが、この辺りの紅葉もとても綺麗でおすすめです。
英勝寺の付近には、海蔵寺や寿福寺があり、その上には源氏山公園もあり、どこも紅葉がとても綺麗です。
是非、英勝寺の紅葉も見に来てくださいね。
以上、英勝寺の紅葉についてでした。
- 住所:〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷1-16-3
- TEL:0467-22-3534
- 御朱印:あり
- 写経:確認中
- 参拝可能時間:9:00~16:00(木曜日は休み)
- 寺務所受付時間:9:00~16:00(木曜日は休み)
- 拝観時間:9:00~16:00(木曜日は休み)
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