延命寺は、鎌倉市材木座に鎮座するお寺です。
鎌倉駅からもほど近く、鎌倉三十三観音霊場・鎌倉二十四地蔵霊場にもなっており、御朱印巡りで訪れる人も多くなっています。
境内は広くはありませんが、13世紀に創建されたと伝わる歴史あるお寺です。
延命寺 詳細とアクセス方法
- 読み方:えんめいじ
- 住所:〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座1-1-3
- TEL:0467-22-5464
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:24時間
- 寺務所受付時間:概ね9:00~16:00
- 拝観時間:境内は自由拝観・御本尊は予約制(概ね9:00~16:00)
- 拝観料:なし(志納)
- 駐車場:なし(檀家用はあり)
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし
- トイレ:なし
- 宗派・宗旨:浄土宗
- 本尊:阿弥陀如来
- 山号:帰命山(きみょうざん)
- 院号:-
- 寺号:延命寺
- 正式名:帰命山延命寺
- 別称:-
- 創建年:不明(13世紀中頃と伝わる)
- 開山:専蓮社昌誉能公上人
- 開基:北条時頼夫人(伝承)
- 公式サイト:なし
延命寺へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅東口から徒歩約6分(約450メートル)
鎌倉駅からもほど近く、駐車場も無いことから鎌倉駅から徒歩で来られることをおすすめします。
延命寺の拝観について
境内は拝観料無しで自由拝観出来ますが、本堂内の拝観は前日までの予約制となっています。予約時間は公式には書かれていませんが、概ね9時から16時くらいの間が良さそうです。
延命寺の由緒・歴史
- 13世紀(1200年代)中頃:北条時頼夫人が創建したと伝わる
- 18世紀(1700年代):赤穂四十七士の岡嶋八十右衛門常樹の三男(長男説もあり)が出家して住職になったと伝わる
正慶年間(1332年~1333年)に創建されたという説が有力のようです。
また開山は、専蓮社昌誉能公上人とされていますが、実際には北条時頼夫人が地蔵堂として創建して、専蓮社昌誉能公上人が中興したという説もあります。
下記のような伝承が残っています。
ある日、時頼夫妻が当時行われていた双六盤をつかった双六の勝負で、負けた方が一枚ずつ 着物を脱ぐという賭けをしました。この勝負で夫人のほうが負けそうになり、進退きわまって困った夫人が、心の中で日頃信仰しているお地蔵さまに一心に祈った ところ、 不思議なことに裸のお地蔵さまが双六盤の上に立ちあらわれて夫人を救ったといわれています。
それ以来、自分の身代りになって苦しい立場を助けてくださったお地蔵さまということで、 時頼夫人は守り地蔵として一層深く信仰したそうです。 なお、時頼の相手をしたのは、実は侍女の桂で、 延命寺も建てたという説もありますかまくら子ども風土記 77ページより
なお時頼夫人とされていますが、正室・継室・側室といて、誰を示しているのかは不明です。もちろん伝承(伝説)なので、抽象的にわざとしているのかもしれません。
延命寺のご本尊とご利益
- 阿弥陀如来
延命寺のご利益・御功徳は、身代わり地蔵があることで、身代わりになってもらえるという御功徳があります。
延命寺の厄除け・厄年について
確認中
延命寺の代表的な行事・お祭・縁日
確認中
延命寺の文化財について
特になし
延命寺の車椅子対応・バリアフリー対応
特に行われている訳ではありませんが、一般道から本堂の前までは車椅子で行くことが可能となっています。
延命寺の御朱印と札所
- 鎌倉三十三観音霊場 第11番札所(御詠歌御朱印もあり)
- 鎌倉二十四地蔵尊霊場 第23番札所
上記の御朱印に加え、御本尊の御朱印があり、4種類となっています。
寺務所にていただけます。納経代は各300円となっています。
延命寺の訪問・参拝・縁日レポート
延命寺へ訪れた時の参拝レポートや延命寺に関する詳細です。
延命寺の関連リンク
延命寺のフォトギャラリー
*パソコンならクリックで拡大
延命寺の墓地について
境内にわずかですが墓地はあるものの、区画数は多くなく一般墓の募集はほとんど行われていません。
近隣で同じ宗派のお寺の墓地を探しているのであれば、「いいお墓」というサイトがおすすめです。
コメント