鎌倉でツツジが有名な寺院は2つあり、その内の1つが安養院です。
例年、ゴールデンウィーク頃になると安養院の石垣の上から山門にかけて植えられたオオムラサキツツジがびっしりと咲き誇り道行く人を魅了しています。
実際の安養院のツツジの様子や見頃について、写真を添えて紹介します。
*ツツジが有名な寺院のもう1つは、仏行寺です。
安養院のツツジの見頃について
安養院のツツジの見頃は、年によって、また見頃となる少し前の天候によって異なることもありますが概ね4月下旬から5月上旬、まさにゴールデンウィークの真っ最中です。
だいたいは5月に入ってからのゴールデンウィーク後半に見頃となることが多くなっています。過去にはGW前に満開になり、GWには散ってしまったこともありますが、そういうことは数年に1度で滅多にありません。
ただ滅多に無いことが2023年には起こりました。GW後半にはほぼ散っていました。
4月中旬くらいから、境内や一部外側の石垣の上の早咲きのツツジが咲いてきます。
4月後半、GWに入る前あたりから、境内のツツジが咲き始めてきます。
ただ全体的にブアーっと咲いてくるのが5月に入ってからです。
道に面した石垣の上から山門に続くオオムラサキツツジが満開になるのは5月1日から5月5日くらいが多いです。
2023年は桜も1週間から10日ほど早く満開を迎えたこともあり、ツツジも1週間から10日ほど早く満開となりました。
安養院のツツジの様子
満開になった安養院、まじは石垣の上から山門に続くツツジが見どころです。また安養院の裏にある山の新緑も綺麗になってくるころです。
石垣の横の寺号標から山門に続くツツジが一番の撮影スポットです。
山門とツツジを一緒に撮影するのもおすすめです。
入口とは反対、通常は閉じている裏側から道を挟んで撮影しても、石垣の上に広がる迫力ある満開のツツジが撮影出来ます。
つづいて安養院の境内へ
山門の奥にもツツジが見えます。
境内の中も美しいオオムラサキツツジで溢れています。
安養院の境内はしばらく撮影禁止でしたが、2022年に住職が代替わりし、新しい住職が2022年4月1日から撮影を解禁しました。
だから境内のツツジが撮影出来るのは、2022年が久しぶりになります。
美しいツツジの時期に撮影出来るのは嬉しいですよね。でもマナーの悪い人が増えると再び撮影禁止にするかもしれない…ということなので、マナーを守って他の人の迷惑にならないように撮影は行いましょうね。
本堂前には大きなオオムラサキツツジの株があり、綺麗に咲いていました。
本堂の裏側に続く通路のツツジは少し早く開花していて、やや枯れ気味になっていましたが、まだまだ綺麗でした。
本堂の窓ガラスに映るツツジが綺麗に見えるくらいには咲いていましたよ。
国の重要文化財の宝篋印塔の前のツツジも少し早く開花しており、少し枯れてきていましたが、まだまだ綺麗でした。
それほど広くは無い境内、いつもなら10分ほどで参拝を終えてしまいますが、この日は30分ほど境内でツツジを眺めていました。
安養院のツツジを見に行こう
非常に美しい安養院のツツジ、非常におすすめです。
鎌倉駅からは徒歩11~13分くらいの距離なので、それほど遠くありません。
GWだと鶴岡八幡宮方面は激混みですが、反対方向なのでそれほど混雑していないのも良いところです。
安養院は、源頼朝の妻である北条政子の法名で、寺院としての安養院は北条政子が開基(スポンサー)となっています。
北条政子の墓と伝わる宝篋印塔もあるので、是非、GW頃に鎌倉に来ることがあるのなら、立ち寄ってくださいね。
以上、鎌倉のつつじ寺とも言われる安養院のツツジの見頃と様子についてでした。
- 住所:〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町3-1-22
- TEL:0467-22-0806
- 御朱印:あり
- 写経:確認中
- 参拝可能時間:8:00~16:30
- 寺務所受付時間:参拝時間と同じ
- 拝観時間:参拝時間と同じ
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