紫陽花の季節が終わった7月の極楽寺は、蓮や睡蓮が咲き、訪れる人を楽しませてくれます。
極楽寺の蓮や睡蓮の様子や見頃について、写真を添えて紹介します。
なお同じ頃、極楽寺駅から極楽寺に向かう途中にある極楽洞の手前は朝顔が数多く咲き誇り、訪れる人が思わず足を停めています。
極楽寺の蓮と睡蓮の見頃
極楽寺にある千服茶臼製薬鉢と呼ばれる石鉢には6月になると睡蓮が咲き、極楽寺の井と呼ばれる井戸の後に置かれた鉢には7月になると蓮が咲きます。
睡蓮は6月に入ると咲き出し、概ね7月中旬くらいまでは見られることが多いです。6月ならば紫陽花も見られます。
蓮は6月後半から咲き始め、7月中は咲いていることが多いです。
- 睡蓮:6月から7月中旬
- 蓮:6月下旬から7月中
年によっては前後することもあります。
7月の極楽寺と蓮や睡蓮の様子
紫陽花の剪定作業を終えた7月中旬の極楽寺の山門前、徐々に萩も育ってきています。
参道は葉桜で木陰を作ってくれています。
葉桜を抜けると本堂に向かって左側に「極楽寺の井」と呼ばれる井戸の後があり、その中に鉢が置かれ蓮が咲いていました。
訪れるタイミングによって、蓮の花がいくつか咲いている時もあれば、1つも咲いていない日もありますが、7月中旬頃は、1~3つの蓮の花が咲いていることが多いです。
そして極楽寺の本堂の前へ
本堂に向かって右側に「千服茶臼製薬鉢」という石鉢が置かれ6月から7月中旬くらいまで睡蓮が咲いています。
睡蓮は、7月よりは6月中の方が咲いている数が多いです。
蓮よりも花は小さいものの、蓮よりは虫がよってこない分、綺麗に見えます。
極楽洞の朝顔
極楽寺に訪れる場合、江ノ電「極楽寺駅」から歩いて極楽寺に向かう人が多いですが、途中に桜橋と呼ばれる江ノ電の上を通る橋があります。
この橋の上から極楽寺・極楽寺駅とは反対側を見ると、江ノ電唯一のトンネルである「極楽洞」が見えます。
7月の中旬頃になると、この極楽洞の手前に大量に朝顔が咲いて、訪れる人の多くがあまりの青さに足を停めて眺めています。
現地で見ると本当に青く見えて、かなり広範囲で朝顔が咲いているのがわかります。
ノアサガオまたは琉球朝顔という品種らしく、かなり繁殖力が高いようです。
朝顔と写す江ノ電、夏の鎌倉らしい風景の1つに思えました。
7月の極楽寺へ蓮・睡蓮・朝顔を見に行こう
睡蓮や蓮が咲く7月の極楽寺、行く途中には朝顔も見ることが出来ます。
7月の鎌倉は市内各所の寺院などで蓮を見ることが出来ますが、睡蓮も一緒に見られるお寺は数少ないです。
またこの時期はあまり混雑していないのも良い点です。
是非、7月の極楽寺に訪れて蓮や睡蓮などの花を楽しんでくださいね。
以上、7月の極楽寺の蓮や睡蓮の様子や見頃・極楽洞の朝顔についてでした。
- 住所:〒248-0023 神奈川県鎌倉市極楽寺3-6-7
- TEL:0467-22-3402
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:9:00~16:30
- 寺務所受付時間:9:00~16:30
- 拝観時間:9:00~16:30
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