鎌倉市扇ヶ谷の中でも奥に位置する海蔵寺は、ゴールデンウィーク頃になるとツツジやシャクナゲなどの花が咲き、新緑・青もみじが美しくなります。
ゴールデンウィークに海蔵寺に行こうかな?と思っている方に海蔵寺の様子や見どころなどを写真を添えて紹介します。
ゴールデンウィークの海蔵寺の混雑具合
海蔵寺は、鎌倉駅から微妙な距離感があるため、それほど多くの人は訪れませんが、それでもGWの曜日周りによっては混雑することもあります。
また結婚式の前後で撮影するフォトウェディングを許可しているため、混雑しているのに、2つある入口の片方が塞がれてしまうこともあったりして、無駄に混雑を作り出していることもあります。
混雑を回避して、ゆっくり見たい場合は開門時間である9時30分に訪れて10時くらいまでに見終わるのがおすすめです。
ただ9時30分開門ですが、5分くらい遅れて開門されることはよくあります。
海蔵寺の新緑・青もみじやツツジ・シャクナゲの様子
海蔵寺へ向かっていくと手前の辺りから新緑・青もみじが綺麗に見えてきます。
振り返ってみると、歩いてきた道にモミジが多くあることがわかります。
参道の参道に入ると…
青もみじと最初から赤いモミジ(春紅葉と言われることがありますが、また違うと思うんですよね)があり、赤とライムグリーンのコントラストが非常に綺麗です。
こういう景色が見られるのはモミジの多い鎌倉の特徴ですが、ここまで鮮明な色違いはあまり無いように思います。
山門をくぐり境内へ
4月下旬くらいから5月上旬のGW期間、海蔵寺にはツツジやシャクナゲが咲いていることが多いです。
今一つ、ツツジとシャクナゲの違いがわかりませんが、同じツツジ科の花なので、似ているのは当然です。
ピンクのツツジも可愛らしいです。
海蔵寺の本堂(龍護殿)と薬師堂の間を進んでいきます。
本堂横の斜面に白いシャクナゲと紫のツツジが綺麗に咲いて、斜面のやぐらを彩っています。
バイカウツギと呼ばれる白い花も綺麗に咲いています。
やぐらの前を通り、奥まで行くと立入禁止の海蔵寺の庭園が見えます。
あやめか菖蒲か区別がつきにくいですが、白と青紫の花が咲いています。
奥に行くと庭園が見られることを知らずに帰ってしまう人もいますが、非常にもったいないので、是非庭園も見てください。
足元にはオランダカイウも咲いていました。
海蔵寺の寺務所と鐘楼の間も見てください。
セッコク(石斛・せっこくらんと呼ばれることも)が咲いています。
岩の上や大木に着生する着生植物です。
十六ノ井も見逃さずに
季節に関係ありませんが、海蔵寺の奥にある十六ノ井と呼ばれる場所も見逃さないようにしてください。
16個の穴から湧き出る井戸が切り抜かれた岩の中にあり、ちょっと異質な雰囲気を醸し出しています。
新緑美しい海蔵寺へ行こう
新緑・青もみじが美しく、いろいろな花が咲くゴールデンウィークの海蔵寺、非常におすすめです。
広くは無い境内ですが、美しい境内です。
是非、GWの海蔵寺に来てくださいね。
以上、ゴールデンウィークの海蔵寺の新緑・青もみじとツツジの様子についてでした。
- 住所:〒248-0011 神奈川県鎌倉市扇ガ谷4-18-8
- TEL:0467-22-3175
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:9:30~16:00
- 寺務所受付時間:9:30~16:00
- 拝観時間:9:30~16:00
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