悟りの窓や紫陽花で有名な北鎌倉の明月院、早春の頃の梅の様子はどうなんだろう?と思う方もいますよね。
明月院にも梅は割りと植えられており、楽しむことが出来ます。また梅が終わる頃になるとサンシュユという花が咲きはじめます。
明月院の早春の様子、梅の見頃など写真を添えて紹介します。
2月下旬から3月中旬にかけて明月院に行こうかな?と思っている方の参考になれば幸いです。
明月院の梅の見頃
明月院の梅の見頃は例年であれば、2月下旬から3月上旬頃となります。マンサクという花や蝋梅も概ね同じ頃か少し早いくらいに見頃を迎えます。
なお年によって1週間から10日くらいズレることもあります。
ただし全体的な梅の見頃は終わっても若干遅くなってから見頃となる梅もあるので3月中旬くらいまでは梅を楽しむことが出来ます。
梅の見頃が終わるくらいから、サンシュユという花が咲き初めて春を彩ります。
2022年の明月院の梅の様子
2022年は3月15日に明月院の梅の様子を見に行きました。
2022年は鎌倉全体としては梅の見頃が少し遅れ気味でした。
しかし明月院は概ね例年通りで、3月15日にはほぼ梅の見頃は終わっていましたが、いくつかまだ見頃に近い梅も残っている状態でした。
明月院の入口から境内に入るとすぐ右側に紅梅がありました。
見頃はやや過ぎているものの、まだまだ鑑賞出来る状態です。
可愛らしいピンクの八重の紅梅で、春らしさを演出してくれています。
まずは北条時頼公墓所のある庭の方へ
北条時頼公の廟があり、もう少し早ければ梅が綺麗にかかっているだろうな…という状態でした。
それでも何輪か花は残っていました。
続いて明月院の悟りの窓や本堂がある方へ向かいます。上記写真の階段は初夏なら紫陽花が咲き乱れている場所ですが、この時期はサンシュユや蝋梅が綺麗に咲いていました。
サンシュユも蝋梅も黄色い花で、春らしくなってきた3月の中旬に見ると気分はもう春!という気持ちにさせてくれます。
蝋梅は本来1~2月くらいがメインですが、この年は割りと残っていました。
蝋梅なので梅の仲間と思われるかもしれませんが、梅とは異なる植物です。
門をくぐり中に進むと竹に花が活けてあるところがあります。
この時は椿と木瓜の花でした。ともに赤い花で、暖かみを感じます。
明月院の本堂
ここへ来たら見ておきたい悟りの窓
悟りの窓の中央にある木をアップにして見ると梅でした。もう少し早い時期なら悟りの窓と梅という構図を撮影出来そうです。
本堂の裏側の後庭園に入れたので様子をみに。
後庭園に入るとすぐに池があるのですが、カエルが鳴いていました。割りと早くから鎌倉はカエルの鳴き声が寺社の池などで聞こえます。
この時期の後庭園はあまり彩るものはありませんが、一番奥に寒桜が咲いていました。
後庭園を後にして明月院のやぐらのある方へ
この辺りももう少し早ければ梅が綺麗なのですが、既にほとんど咲いていませんでした。
ここから入口方面に戻るところで木瓜の花が咲いていました。
少し降りていくと1本だけ、まだ見頃に近い梅がありました。
青空と白梅のコントラストはやはり綺麗だな~としみじみとしました。
明月院の梅を見に行こう
北鎌倉だと東慶寺の梅や円覚寺の梅が有名ですが、カラフルさなら、明月院の方が勝ります。
梅だけにこだわらないのなら、かなりおすすめです。
是非、明月院へ梅などの春らしい花を見に訪れてください。
以上、明月院の梅・サンシュユの様子と見頃についてでした。
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