鎌倉五山第一位の建長寺、梅も綺麗なのかな?と思う方もいると思います。
ただ鎌倉の梅のおすすめスポットなどの記事を見ても建長寺の名前はほとんど出てきません。建長寺にも梅はありますが、それほど有名ではありません。
でも気になる方へ、建長寺の梅と見頃と様子を写真を添えて紹介します。
建長寺の梅の見頃
建長寺は非常に広いので、場所によっても梅の見頃がかなり違います。
ただ全体的には2月中旬から3月上旬が見頃となることが多くなっています。
少し奥の方に行くと3月上旬から3月中旬くらいが見頃になってきます。
正直なところ、梅を見ることを一番にするのであれば、北鎌倉であれば東慶寺や円覚寺の方がおすすめです。
もちろん建長寺にも魅力的な梅がありますし、梅以外の花も綺麗です。
また3月中旬を過ぎたあたりで梅も終わってしまったかな…という時期だと建長寺の三門前のおかめ桜が見頃となることが多いので、おかめ桜を見に訪れるのもおすすめです。
2022年の建長寺の梅の様子
2022年は3月10日に建長寺に訪れて梅鑑賞をしてきました。
三門や仏殿の周りにある梅は見頃をほぼ終えていましたが、それなりに咲いていて梅を楽しむことが出来ました。
円覚寺の塔頭である同契院の梅はまさに満開で美しい梅を楽しめました。
一般参拝不可ですが、正統院の山門の奥にちょうど満開の梅が咲いていました。
山門の奥に見える梅、とても絵になります。
近づいて良いギリギリまで近づいて撮影、見事な梅です。
建長寺のメインのコース・参道からは外れますが、塔頭である回春院へ向かう途中に満開の梅がありました。
一瞬、あまりも満開で桜かな?とも思ったのですが、望遠ズームレンズで撮影してみると、花びらに切れ目が無い丸いものなので梅だということがわかりました。
まっすぐに伸びる枝に咲くのはまさに梅ですね。
この梅を撮影したのは、建長寺の回春院の墓地にある大島渚監督のお墓の前です。
少し高い所から撮影すると3~4本の梅が見事に咲いているのがわかります。
回春院にも訪れました。回春院の本堂の前にある梅も咲いていましたが、見頃は超えていました。
ただミツマタが綺麗に咲いていました。
黄色いミツマタの花は春らしさをより強く感じられる花に感じます。
この日はあまり時間が無かったので半僧坊まではいけませんでしたが、半僧坊に向かう途中にある梅も同じ時期に見頃になるそうです。
建長寺の梅を見に行こう
建長寺というよりは建長寺の塔頭寺院の梅がそれぞれ個性的だったり美しかったりするのが建長寺の特色のように思いました。
北鎌倉の円覚寺や東慶寺はこの時期、非常に混雑するので、人があまり多くない寺院でゆっくりと梅を見たい方に建長寺はおすすめです。
以上、建長寺の梅の様子と見頃についてでした。
- 住所:〒247-8525 神奈川県鎌倉市山ノ内8
- TEL:0467-22-0981
- 御朱印:あり
- 写経:あり
- 参拝可能時間:8:30~16:30
- 寺務所受付時間:8:30~16:30
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