鎌倉市内でも観光で訪れる人が少ないエリアである笛田にある仏行寺へ参拝に行ってきました。
予備知識無しで訪れましたが、美しい庭園とやぐら、そして高台からは富士山もわずかに見えて、美しいお寺でした。
実際に訪れて撮影した写真を添えて境内の様子や見どころを紹介します。
仏行寺の山門
夫婦池公園方面から仏行寺に向かうと山門が最初に見えてきます。
この山門が仏行寺の最初の見どころです。
山門の屋根には日蓮宗の宗紋である井桁に橘が刻まれていました。
山門の片隅には、「笛田山 佛行寺」と刻まれていました。
拝観料は自分で入れるようになっています。
仏行寺の本堂
境内に入るとすぐに本堂があります。右側には庫裡(寺務所)もあります。
本堂が仏行寺2つ目の見どころです。
扁額は縦書きで「笛田山」と描かれています。
本堂の前には賽銭箱が置かれ、その前には小さな鐘が置かれていました。
大きくは無い、派手さも無い本堂ですが、なんか趣があります。
仏行寺の庭園
本堂の裏側にまわると仏行寺の庭園が広がります。
この庭園こそが仏行寺最大の見どころであり3つ目の見どころです。
今回訪れたのは11月だったので特に花とかは咲いていませんが、春になるとツツジが咲いてとても美しくなるそうです。
裏山に上れるようになっており、そのルートからも庭園が見えます。
整えられた庭と池、こんなに素晴らしい庭園があるとは思いもしませんでした。
仏行寺のやぐら
裏山へ上っていくルートにはやぐらがあります。ここが仏行寺4つ目の見どころです。
小さなやぐらから、割と大きなやぐらまであり、鎌倉らしさがあります。
やぐらには石仏や五輪塔などが置かれており、巡礼道という感じすらしました。
このルートからは仏行寺の庭園と笛田地区の街並みが望めます。
ただずっと上り坂なので、上まで上がるのは少しだけ大変です。スニーカー等の動きやすい靴で行くことをおすすめします。
仏行寺の源太塚と富士山
一番高いところまで来ると盛り上がった丘のようなところがあります。
これは源太塚と呼ばれるもので、梶原景季の片腕が埋められていると言われています。
大きな石に「源太塚」と刻まれています。
そしてこの源太塚かはら木々の合間からですが、富士山の山頂を見ることが出来ます。木が無ければもっと下まで見えそうですが、富士山が少しでも見えると少しテンションがあがりますよね。
仏行寺へ行こう
非常に美しい庭園を持つ仏行寺、アクセスは若干悪いものの、それでも行く価値あるお寺でした。
近くには鎌倉山があるので、鎌倉山観光を兼ねて訪れてみてはいかがでしょうか?
以上、仏行寺の境内の様子と見どころについてでした。
- 住所:〒248-0027 神奈川県鎌倉市笛田3-29-22
- TEL:0467-32-2032
- 御朱印:あり
- 写経:なし
- 参拝可能時間:9時くらいから日没まで
- 寺務所受付時間:概ね9:00~16:00
- 拝観時間:9時くらいから日没まで
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