腰越の東漸寺の境内の様子と見どころ

龍口寺輪番八ヶ寺（片瀬八ヶ寺）の1つである東漸寺へ参拝に行ってきました。

鎌倉市内の八ヶ寺の中では唯一山門があるお寺で、境内は小さいながらも植木が綺麗で落ち着けました。

実際に訪れて撮影した写真を添えて境内の様子や見どころを紹介します。

東漸寺の山門

車がどうにか通れる狭い道の突き当りに東漸寺の山門が見えてきます。

この山門が東漸寺最初の見どころです。

鎌倉市内の龍口寺輪番八ヶ寺の中で、山門があるのは唯一東漸寺だけです。

山門の前には立派な寺号標もありました。

山門にかかる扁額には、龍口寺輪番八ヶ寺統一の山号である「龍口山」が右から左への横書きで描かれていました。

山門の右側に小さいながらも石に刻まれた山門の由緒書がありました。

山門の中に東漸寺の本堂と庭が見えて、寺院らしい風景が広がっています。

東漸寺の庭と本堂

山門の中の境内は狭いながらも綺麗に刈り揃えられた植木があり、綺麗な庭園となっています。

そして正面の本堂、この庭園と本堂が東漸寺2つ目の見どころです。

五重塔の石塔

大きな石が置かれているのも庭園らしく感じます。

本堂に向かって左側には庫裡（寺務所）があります。

東漸寺の本堂はそれほど大きい訳ではありませんし、派手さもありませんが落ち着きのあるように見えます。

屋根の左右には蓮の鐙瓦が取り付けられていました。

 

鬼瓦にあたる部分には井桁に橘の日蓮宗の宗紋が描かれています。

本堂の中央には賽銭箱が置かれその上に扁額がかかっています。

扁額には右から左の横書きで「東漸寺」と描かれています。

本堂前から振り返った景色、参道が伸びていて綺麗な庭園がありました。

東漸寺の水子地蔵

本堂の右側に水子地蔵がありました。

足元には赤子たちが沢山いて、ちょっと怖い感じもしますが、この水子地蔵が東漸寺3つ目の見どころです。

黒いブロンズ製の水子地蔵、由緒はわかりませんがこのお地蔵様を目的に来られる方もいるのでしょうね。

東漸寺の墓地からの景色

一旦山門から出て東漸寺横の坂道を上っていくと東漸寺の墓地に出ます。ここからの景色が素敵なんです。

一番高いところからは、江ノ島と江ノ島大橋、片瀬東浜海浜浴場に、そして富士山！

この景色が東漸寺4つ目の見どころです。

この日は少し富士山に雲がかかっていましたが、雄大な富士を見ることが出来る墓地って良いな～と思いました。

東漸寺へ行こう！

大きな寺院ではありませんが、不思議と落ち着ける東漸寺、墓地からの景色も素晴らしく、おすすめの寺院です。

近くには、龍口寺輪番八ヶ寺などの寺院も多く御朱印巡りにも向いている地域にあります。

鎌倉の下町らしさが残る腰越地域を散策しながら、東漸寺に訪れてみてはいかがでしょうか？

以上、腰越の東漸寺の境内の様子と見どころについてでした。

• 住所：〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越2-22-13
• TEL：0467-31-6232
• 御朱印：あり
• 写経：なし
• 参拝可能時間：概ね9:00～17:00
• 寺務所受付時間：概ね9:00～17:00
• 拝観時間：概ね9:00～17:00