実相寺の境内の様子と参拝レポート

小町大路から1本奥に入った通りに鎮座する実相寺へ参拝に行ってきました。

大きな通りから1本外れているため、観光で訪れる人も少ないお寺で、とても落ち着いた雰囲気があり、ゆっくりと参拝が出来ます。

実際に訪れて撮影した写真を添えて境内の様子を紹介します。

実相寺の山門

材木座海岸方面から歩いてくると立派な台座に載った石塔とその奥にもう1つ石塔、そして山門が見えてきます。

雰囲気のある山門です。

山門の看板には「日昭尊者濱土法華堂霊跡」と書かれています。

日昭は日蓮の弟子だとされています。

実相寺の本堂

山門をくぐり境内へ、正面に本堂が見えます。

一見普通の本堂に見えますが、少し他のお寺の本堂と違うところがあります。

本堂の軒下の柱の左右に木像の唐獅子と象がつけられているのはよく見かけますが、ここは象のみです。

おそらくは唐獅子も以前はついていたと思うのですが、何かしらの理由で無くなってしまったのだと思います。

本堂の横に回って本堂の屋根を見てください。

鬼瓦のあたる部分に○の中に實（実）の字が描かれています。

こういう瓦って、どれくらいの数から作ってくれるのでしょうね？

実相寺の日昭上人の墓

本堂の裏側に行くと実相寺の墓地がありますが、その中で階段を上っていくところがあります。

階段を上っていくと日昭大聖人と刻まれた石碑があります。日昭上人の墓と言われるものです。

奥に階段があるのですが、立入禁止になっていて、ちょっと気になりました。

実相寺の庫裡の前の庭

実相寺の本堂に向かって左側には庫裡（寺務所）があり、その前に何となく雰囲気の良い小さな庭があります。

五輪塔などがあり、木漏れ日が当たると柔らかい日差しに映えて綺麗な景色を紡ぎ出します。

実相寺へ行こう

この日、参拝を終えた後に寺務所に御朱印と御首題をいただきに行きました。

住職とその奥さんがとても丁寧に対応してくれました。

特に奥さんは寺務所を出た後、どこかに出かける用事があったようで、境内に出てきて、境内の花についていろいろと教えてくれました。

春になるとミモザが咲いて、それを見に来る人が割といることとか。

次回は春にミモザを見に行きたいと思いました。

実相寺の近くを通ることがあれば、是非実相寺に立ち寄って参拝してくださいね。

以上、実相寺の境内の様子と参拝レポートでした。

• 住所：〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座4-3-13
• TEL：0467-22-7997
• 御朱印：あり
• 写経：なし
• 参拝可能時間：24時間
• 寺務所受付時間：概ね9:00～16:00
• 拝観時間：24時間