現在は住職の方が常駐していない東光寺へ参拝に行ってきました。
観光で訪れる人はほぼいないエリアなだけにとても静かな境内で、落ち着いて参拝することが出来ます。
またやぐらもいくつかあり、鎌倉らしさを感じることも出来ます。
これから東光寺に訪れようかな?と思っている方に、実際に訪れて撮影した写真を添えて境内の様子や見どころを紹介します。
東光寺の六地蔵
東光寺の入口には山門はありませんが門柱があります。
中に入ると右前方に本堂が見えますが左側を見ると六地蔵が祀られています。
この六地蔵が東光寺最初の見どころです。
どのお地蔵様も綺麗な顔をされていて、比較的新しいものだということがわかります。
右から2番めのお地蔵様のみ頭巾がなくて、あれ?と思い近くを見ると裏側に落ちていました。泥まみれになっていたので、洗って取り付けてきましたが、まだお礼に我が家まで来てくれていません(笑)
東光寺の仏像
六地蔵のすぐ近くに「聖観音菩薩像」があります。
聖観音菩薩は、厄災消除・延命長寿・子育てにご利益があると言われています。
本堂側に近づくと立像のお地蔵様と御堂に入った坐像のお地蔵様が祀られています。
手前の立像のお地蔵様は水子地蔵となっています。足の部分にも赤ちゃんが抱きついているのがわかります。
奥の坐像のお地蔵様、実はお地蔵様ではなく「探し大師」と言われていて、弘法大師の坐像とのことです。お参りすれば探しものが見つかると言われているそうです。
これらの仏像・お地蔵様が東光寺2つ目の見どころです。
東光寺の弘法大師ご修行像
本堂の前にある弘法大師像は「弘法大師ご修行像」と名付けられています。
像の横には「四国八十八お砂踏み霊場」の説明板がありました。
この像が東光寺3つ目の見どころです。
足元を見るとブロックに四国の国の名と道場名等が刻まれています。
東光寺は、文政4(1821)年に相模国準四国八十八ヶ所霊場の13番目の札所となりました。この霊場巡りは廃寺になった寺院も多く、現在は行われていませんがその名残もあるのでしょう。
東光寺の本堂
東光寺の本堂が4つ目の見どころです。
扁額には右から左への横書きで「東光寺」と刻まれています。
鍵がかけられているため、中には入れないものの窓ガラスから本堂の中を見ることが出来ます。
奥には御本尊の不動明王が祀られています。
東光寺のやぐら
東光寺の墓地エリアを見るといくつかのやぐらを確認出来ます。
鎌倉の寺院にはよくやぐらがありますが、言い換えればやぐらの存在が鎌倉らしさとも言えます。
大きくは無いお寺ですが、やぐらがあるだけで本当に鎌倉らしいな~と思えてきます。
東光寺へ行こう
今回訪れたのは10月の後半ですが、人はほとんど来ないとても静かな境内でした。
御朱印は近くの等覚寺でいただけるので、まずは東光寺に立ち寄って参拝し、その後に等覚寺へいって、一緒に御朱印をいただくのが良いでしょう。
以上、東光寺の境内の様子と見どころについてでした。
- 住所:〒247-0064 神奈川県鎌倉市寺分1-7-6
- TEL:0467-46-7464(等覚寺)
- 御朱印:あり(等覚寺にて)
- 写経:なし
- 参拝可能時間:24時間
- 寺務所受付時間:寺務所なし
- 拝観時間:24時間
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