宝善院は、鎌倉市腰越に鎮座する真言宗大覚寺派のお寺です。
奈良時代に創建されたという伝承が残る由緒あるお寺です。
龍口明神社の別当に任じられていた期間もあり、江戸時代にはかなり栄えていたそうですが、明治時代にはいり神仏分離に伴いひそやかなお寺になっていきました。
宝善院 詳細とアクセス方法
- 読み方:ほうぜんいん
- 住所:〒248-0033 神奈川県鎌倉市腰越5-13-17
- TEL:0467-31-8010
- 御朱印:あり
- 写経:あり(毎月8日・10:00~12:00)
- 参拝可能時間:24時間
- 寺務所受付時間:概ね9:00~16:00
- 拝観時間:概ね9:00~16:00
- 拝観料:なし(志納)
- 駐車場:あり
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし
- トイレ:なし
- 宗派・宗旨:真言宗大覚寺派
- 本尊:薬師如来
- 山号:泰澄山(瑠璃光寺)/ 加持山(霊山寺)
- 院号:宝善院
- 寺号:(泰澄山)瑠璃光寺 / (加持山)霊山寺
- 正式名:加持山霊山寺宝善院 / 泰澄山瑠璃光寺宝善院
- 別称:-
- 創建年:天平神護年間(765年~767年)
- 開山:伝・泰澄大師
- 開基:-
- 公式サイト:宝善院(Facebook)
一部サイトで「宝」が旧書体の「寳善院」としていますが、法人登録は「宝善院」となっており、正式名は現状「宝善院」となります。
宝善院へのアクセス方法・行き方
- 江ノ電「腰越駅」から徒歩約11分(約850メートル)
- 湘南モノレール「目白山下駅」から徒歩約9分(約700メートル)
道が狭いので公共交通機関で訪れるのがおすすめです。
宝善院の拝観について
基本的に自由拝観です。
夜間は不審者に思われるかもしれないので、日中に訪れるのが良いでしょう。
宝善院の由緒・歴史
- 天平神護年間(765年~767年):泰澄大師が十一面観音をこの地に祀ったのが寺の起こりとされている
なお十一面観音像に関しては、近くにあった観音堂(今はない)の伝承があります。
明治の初めごろ、この付近に住んでいた木材から板や角材を作る仕事をしていた人の夢枕に 観音様が立たれ、
「わたしは長いことここに住んでいますが、もうこのように堂は荒れ果ててしまいました。縁日になっても誰も供養してくれません。」
といいました。その人は驚いてお堂へ行ってみると、なるほどお堂はみるかげもなく荒れ果てており、このことを宝善院の住職や世話人に話しました。そしてみんなで相談して盛大に供養をしました。また、これはきっと観音さまが安住の場所を探しているためだろうと考え、観音像を宝善院に移したということです。かまくら子ども風土記 181ページより
観音堂跡は、宝善院から徒歩5分少々の場所にあり、現在は六地蔵等があります。
宝善院のご本尊とご利益
- 薬師如来
ご利益・御功徳は下記のことがよく言われています。
- 健康長寿
- 無病息災
- 厄難消滅
宝善院の厄除け・厄年について
祈祷として行っています。詳しくは宝善院にお問い合わせください。
宝善院の代表的な行事・お祭・縁日
- 1月18日:午後2時から初護摩法要
- 3月春分:彼岸中日法要
- 8月1日:午後2時から大施餓鬼法要
- 9月秋分:彼岸中日法要
宝善院の文化財について
文化財として登録されているものはありませんが、寺宝として下記のものがあります。
- 本尊 木造薬師如来立像
- 木造 十一面観音坐像
宝善院の車椅子対応・バリアフリー対応
段差があるため車椅子での参拝は難しくなっています。
宝善院の御朱印と札所
- 東国八十八ヶ所霊場 第86番
上記霊場の御朱印がまだあるのか不明です。御朱印をお願いすると十一面観音の御朱印がいただけます。
寺務所でいただけます。納経代は300円となっています。
宝善院の訪問・参拝・縁日レポート
宝善院へ訪れた時の参拝レポートや宝善院に関する詳細です。
宝善院の関連リンク
宝善院の墓地について
一般墓・家族墓・夫婦墓・単身墓を分譲しています。詳しくは宝善院にお問い合わせください。
宝善院のフォトギャラリー
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