大巧寺は、鎌倉市小町に鎮座する日蓮宗のお寺です。
鎌倉駅からもっとも近いお寺で、境内は広くは無いものの四季の花が咲き、花を見ながら参拝に訪れる人もいます。
大巧寺と言わず「おんめさま」と呼ぶ人も多く、安産祈願が有名であり人気です。
なおお寺としては珍しく特定の檀家を持っていません。
またMFゴーストの聖地としても知られています。
大巧寺 詳細とアクセス方法
- 読み方:だいぎょうじ
- 住所:〒248-0006 神奈川県鎌倉市小町1-9-28
- TEL:0467-22-0639
- 御朱印:なし(過去にはあり)
- 写経:なし
- 参拝可能時間:24時間
- 寺務所受付時間:9:00~17:00
- 拝観時間:9:00~17:00
- 拝観料:なし
- 駐車場:あり(無料・12台まで)
- 駐輪場:バイク・なし/自転車・なし(駐車場に停めることは可能)
- トイレ:なし
- 宗派・宗旨:日蓮宗(単立)
- 本尊:産女霊神
- 山号:長慶山(ちょうけいざん)
- 院号:正覚院(しょうがくいん)
- 寺号:大巧寺
- 正式名:長慶山 正覚院 大巧寺
- 別称:おんめさま
- 創建年:不明(鎌倉時代初期頃には創建されていたとされる)
- 開山:日澄(改宗後)
- 開基:(梶原 景時とする場合もあり)
- 公式サイト:おんめさま 大巧寺
大巧寺へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅東口より徒歩約2分(約120メートル)
鎌倉駅から若宮大路に交差するT字路にあり、アクセスはかなり良いです。
駐車場もありますが、その場合は若宮大路からではなく小町大路から入ります。
大巧寺の拝観について
参拝のみなら24時間可能です。
大巧寺の由緒・歴史
- 鎌倉時代初期:元々は大行寺と言い真言宗の寺院で十二所の梶原景時の屋敷内にあったとされる
- 鎌倉時代初期:源頼朝の祈願所とされる・この寺で軍議を行った結果、大勝利を収めたため、頼朝の命により「大巧寺」という名称に改名する
- 文永11年(1274年):日澄により日蓮宗に改宗する(これを開山と現在ではしている)
- 元応2年(1320年):現在地へ遷座する
- 天文元年(1532年):五世住職の日棟が難産で死んだ女の霊を成仏させるという伝承が生まれる
- 天文16年(1548年):後北条氏より1貫200文の寄進を受ける
- 天正3年(1575年):後北条氏家臣で大巧寺の譜代旦那である浜名時成より6貫文の寄進を受ける
- 天正19年(1591年):徳川家より寺領7貫200文の朱印を受ける
- 慶応2年(1866年):本堂・庫裏が火災により焼失する
- 明治3年(1870年):本堂・庫裏が再建される
- 大正12年(1923年):本堂・庫裏が関東大震災で倒壊する
- 昭和6年(1931年):本堂を再建する(庫裏は翌年)
- 昭和26年(1951年):単立寺院となる
大巧寺のご本尊とご利益
- 産女霊神(うぶめれいしん・うぶすめれいしん)
安産祈願・子育て祈願にご利益・御功徳があるとされています。
大巧寺の厄除け・厄年について
行っていない(子どもの虫封じ御札授与と最近では珍しいこともしている)
大巧寺の代表的な行事・お祭・縁日
確認中
戌の日は安産祈願で大変に混み合います。
大巧寺の文化財について
国県市で指定されているものはありませんが寺宝として下記のものがあります。
- 曼荼羅二幅
- 水晶五輪塔
大巧寺の車椅子対応・バリアフリー対応
駅側からは階段があるため車椅子での参拝は出来ません。裏側(小町大路)からであれば、1ヶ所だけ段差はあるものの大きな段差では無いため本堂の前までであれば車椅子で来ることも可能です(段差は10cm未満)。
大巧寺の御朱印と札所
札所にはなっていません。
かつては御朱印と御首題が1つずつありましたが、2022年の後半くらいから御朱印および御首題は無くなりました。
もっとも2021年から御朱印をいただくことが非常に困難な状況になっていました。
大巧寺の訪問・参拝・縁日レポート
大巧寺へ訪れた時の参拝レポートや大巧寺に関する詳細です。
大巧寺の関連リンク
大巧寺の墓地について
特定の檀家を持たないこともあり、一般の墓地もありません。
大巧寺のフォトギャラリー
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