歌の橋は、金沢街道沿い、杉本寺から西側へ150メートルほど進んだところにある橋です。
鎌倉を流れる滑川などに架かる橋の中で、古くから重要な交通路にあった橋や、伝説の伝わる「鎌倉十橋」の1つで、出来た当時とは姿かたちは変わっていますが現存しています。
歌の橋 詳細とアクセス方法
- 読み方:うたのはし
- 文化財区分:-(鎌倉十橋)
- 管理団体:神奈川県(県道のため)
- 住所:〒248-0002 神奈川県鎌倉市二階堂934付近
- TEL:-
- 見学可能時間:24時間
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 売店:なし
- 車椅子対応:なし
- 公式サイト:なし
歌の橋へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅から徒歩約24分(約1.7km)
- 鎌倉駅から京急バス「鎌20・23・24・36」系統に乗車、「岐れ道」下車・徒歩約4分
- 鎌倉駅から京急バス「鎌23・24・36」系統に乗車、「杉本観音」下車・徒歩約3分
駐車場が無いため、公共交通機関で向かうのがおすすめです。
「岐れ道」と「杉本観音」というバス停のほぼ中間にあるため、どちらで降りてもそれほど距離は変わりませんが、次に向かう場所が杉本観音なら「岐れ道」で降りて歩いて向かうのがおすすめです。
歌の橋の歴史・由緒
吾妻鏡(鎌倉時代の歴史書)によると1213年(建保元年)に作られたとされています。
謀反を企てたという罪で捕まった渋川兼守という武士が処刑される前に、無実を訴えて10の和歌を近くの荏柄天神社に納めたところ、時の将軍である源実朝が和歌を聞き、無罪になったという伝承があります。
渋川兼守は、無罪になったことを神に感謝し、お礼として橋を作ったと伝えられており、その時に作られた橋が「歌の橋」となっています。
歌の橋の車椅子・障害者対応
ただの道のため、特に対応はされていませんが、一応は車椅子も通れますが、歩道の幅が狭いため、大きめの車椅子だと難しくなっています。
歌の橋 備考
歌の橋の下を流れる川は「二階堂川」という小さな川ですが、「かまくら景観百選」にも選出されており、上流に行くと風情のある景色が見られます。
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