旧川喜多家別邸は、鎌倉市雪ノ下にある昭和初期に建てられた洋風建築物です。
2021年2月に国の登録有形文化財に登録されました。
映画を通じて国際交流に尽力した川喜多長政・かしこ夫妻の別邸として長く使用されていた住宅です。
「鎌倉の景観重要建築物等」と「国の登録有形文化財」の両方に登録されていますが、それぞれで登録名称が異なります。
- 鎌倉の景観重要建築物等:石島邸
- 国の登録湯系文化財:旧川喜多家別邸(石島家住宅)主屋
旧川喜多家別邸(石島邸)詳細とアクセス方法
- 読み方:きゅうかわきたけべってい(いしじまてい)
- 文化財区分:登録有形文化財(国)・鎌倉市景観重要建築物等
- 管理団体:個人
- 住所:〒248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下1-4-17
- TEL:-
- 見学可能時間:外観だけなら24時間(路上から)
- 見学料:無料(路上からの外観のみ)
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 売店:なし
- 車椅子対応:なし
- 公式サイト:石島邸(鎌倉市)
旧川喜多家別邸(石島邸)へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅(東口)から徒歩約9分(約650メートル)
駐車場が無いため鎌倉駅から歩いていくことをおすすめします。
旧川喜多家別邸(石島邸)の歴史・由緒
石島邸は、外国映画の輸入や配給、日本映画の海外への紹介など国際的に活躍された川喜多長政・かしこ夫妻の別邸として使用されたこともある建物です。
外観は、玄関ポーチが特徴的で、半円アーチ型の開口部の腰部に手摺子が設けられ、クラッシクな雰囲気を醸しだしています。
戦前住宅の雰囲気を伝える門垣、広い敷地に点在する大樹、これに見え隠れする建物が、鎌倉らしい小路の風景にとけ込んでいます。
通常、鎌倉市の景観重要建築物等のプレートには建築年と設計者・施工者名が記載されるのですが、一切掲載していない珍しいプレートになっています。
なお文化庁においては建築年は、昭和17年頃と記載されており、鎌倉市のホームページの「この建物は、大正末から昭和初期に建てられたといわれており」という部分とは乖離があります。
なお鎌倉市内の国の登録有形文化財・鎌倉市景観重要建築物等の中でもっとも歴史を感じられない建物です。
旧川喜多家別邸(石島邸)の車椅子・障害者対応
一般道から外観のみしか見られないため、特に車椅子対応等は行われていませんが、一般道なので車椅子でも前の道から見ることは可能です。
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