銚子ノ井は、神奈川県道311号線「鎌倉葉山道」の名越踏切から少し東側に進んだところにある井戸の跡です。
鎌倉の観光名所とされた良質な水が湧いたり、伝説が残ったりしている井戸である「鎌倉十井」(かまくらじっせい)の1つとなっています。
銚子ノ井 詳細とアクセス方法
- 読み方:ちょうしのい
- 文化財区分:-(鎌倉十井)
- 管理団体:-(恐らく個人)
- 住所:〒248-0007 神奈川県鎌倉市大町5-2-19 付近
- TEL:-
- 見学可能時間:24時間
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 売店:なし
- 車椅子対応:なし
- 公式サイト:なし
銚子ノ井へのアクセス方法・行き方
- 鎌倉駅から京急バス「鎌30・31」系統に乗車、「長勝寺」バス停下車、徒歩約1分
- 鎌倉駅(東口)から徒歩約20分(約1.5km)
駐車場が無いため公共交通機関で向かうのがおすすめです。
銚子ノ井の歴史・由緒
いつ彫られた井戸なのかは不明ですが、新編鎌倉志(1685年に刊行)に記載されているため、江戸時代初期には既にあったものと思われます。
井戸の名の由来は、井戸の形がお酒を注ぐ銚子に似ているからと言われています。
井戸の内側は円ですが、外側は六角形でその一辺はつぎ口のように突き出しています。
「石ノ井(いしのい)」ともいわれていますが、これは近くの長勝寺の開基である石井長勝にちなむとも、六枚の花びらのような形をした蓋や側面が石造りになっているからとも言われます。
なお日蓮乞水と同じものだったという説もあります。
銚子ノ井の車椅子・障害者対応
一般道にほぼ面しているため、車椅子対応にはなっていませんが、碑は車椅子で通っても見ることが出来ます。実際の井戸の跡は、車椅子だと遠目にしか見えません。
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