お猿畠の大切岸は、鎌倉市と逗子市の境にある約800メートルにもおよぶ人工的に作られた崖・切岸です。見学する場所はほぼ逗子市になります。
国指定史跡「名越切通」内にありこの付近一体が国指定史跡となっています。
ハイキングコースの途中にあるので、散策ついでに立ち寄るのがおすすめです。
お猿畠の大切岸 詳細とアクセス方法
- 読み方:おさるばたけのおおきりぎし
- 文化財区分:国指定史跡
- 管理団体:逗子市・鎌倉市・法性寺
- 住所:〒249-0001 神奈川県逗子市久木9-8付近 / 鎌倉市大町7 付近
- TEL:046-872-8153(逗子市教育部社会教育課)
- 見学可能時間:24時間(夜は非常に危険)
- 見学料:無料
- 定休日:なし
- 駐車場:なし
- トイレ:なし
- 売店:なし
- 車椅子対応:なし
- 公式サイト:なし
お猿畠の大切岸へのアクセス方法・行き方
- 逗子駅から京急バス「逗29」に乗車、「亀が岡団地北」バス停で下車、徒歩5~10分
- 鎌倉駅から京急バス「鎌36 ハイランド循環」に乗車、「夕陽台公園」下車・徒歩約25分
- 鎌倉駅から京急バス「鎌30・31」系統のバスに乗車、「長勝寺」もしくは「緑ヶ丘入口」下車・徒歩約15分
おすすめは「夕日台公園」バス停から歩いてきて、浄明寺緑地・パノラマ台を経由して来るコースです。
お猿畠の大切岸の歴史・由緒
2002年頃までは、鎌倉幕府が三浦一族の攻撃に備えて守りを固めるための防衛遺構だと考えられていましたが、2002年(平成14年)に行われた発掘調査により大規模な石切作業場だったことが確認されました。
14~15世紀にかけて、石切場として大量の石を切り出していたそうです。
ただし100%、防衛施設であったことが否定された訳ではなく可能性としては若干残っているそうです。
なお「お猿畠」の名称は、この辺りの通称であり、日蓮宗の開祖である日蓮がこの付近で三匹の白猿に助けられたという伝承によるものです。
お猿畠の大切岸の車椅子・障害者対応
山道(ハイキングコース)を歩かないとたどり着けないため、車椅子での来ることは出来ません。健常者でも段差が多いところが苦手な年配の方だと難しいかもしれません。
お猿畠の大切岸 訪問レポート
お猿畠の大切岸の訪問レポートは「鎌倉の山・公園とハイキングコース by鎌倉PRESS」内の「お猿畠の大切岸ハイキングコース(浄明寺緑地から名越切通までのルート)」でご覧ください。
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