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鎌倉市内の臨済宗建長寺派の寺院

鎌倉市内の臨済宗建長寺派の寺院

臨済宗建長寺派の寺院は鎌倉市内に20ヶ所あり(建長寺内 塔頭を含む)、鎌倉市内で3番目に寺院が多い宗派です。

臨済宗建長寺派は、宋僧蘭渓道隆を派祖とし、神奈川県鎌倉市の建長寺を本山とする宗派です。

臨済宗は鎌倉仏教の1つであり、禅宗の1つです。

どういった寺院があるのか紹介します。

臨済宗建長寺派・建長寺および建長寺内塔頭の寺院

建長寺

建長寺 三門

臨済宗建長寺派の本山です。

鎌倉五山(臨済宗の寺院の寺格)の第1位であり年間を通じて多くの人が訪れる人気のお寺です。境内は非常に広く最奥の半僧坊からの景色はおすすめです。

回春院

回春院

境内塔頭の中で唯一、常時拝観ができ、境内最奥に位置しています。

境内には可愛らしいお地蔵様が鎮座していたり、御朱印もいくつか種類があります。境内には池もあり落ち着く場所です。

正統院

正統院

原則、拝観不可となっており、参拝は出来ません。ただし山門の辺りは苔むて雰囲気があります。

元々は浄智寺にあったそうですが、建長院内に移されたそうです。

西来庵

西来庵

原則、拝観不可となっていますが、ゴールデンウィーク頃に特別拝観として一般公開されています。

普段は山門の前までしか行くことは出来ません。

天源院

天源院

原則、拝観不可となっており、参拝は出来ません。

ただし立入禁止の看板のあるところから山門までは木々が茂り、雰囲気の良い景観をなしています。

同契院

同契院

原則、拝観不可となっていますが、正面から見ることが出来ます。

同契院の前からは、建長寺の仏殿と法堂が綺麗に並んで見る撮影スポットにもなっています。

宝珠院

宝珠院

通常は拝観不可となっており、参拝は出来ません。

やや高い場所にあるため仏殿や法堂などが綺麗に見えるようになっており、一般参拝出来れば人気の場所となりそうです。

妙高院

妙高院(建長寺塔頭)

原則、拝観不可となっていますが、鎌倉三十三観音霊場になっており、御朱印をいただく場合に限り、境内に入って参拝することが出来ます。

建長寺の入口にもっとも近い塔頭で、巨大な山門(三門)の手前にあります。

龍峰院

龍峰院(建長寺塔頭)

原則、拝観不可となっていますが、鎌倉三十三観音霊場になっており、御朱印をいただく場合に限り、境内に入って参拝することが出来ます。

山門から本堂までは隠れた紅葉スポットになっています。

臨済宗建長寺派・建長寺境内以外の寺院

建長寺の境内を除くと臨済宗建長寺派の寺院は鎌倉市内に11あります。

華蔵院

華蔵院

原則、拝観不可となっており、参拝は出来ません。ただし遠方より本堂を見ることは出来ます。

元々は龍峰院の向かいにあったそうですが、保寧寺というお寺の跡地に移されたそうです。

禅居院

禅居院(建長寺塔頭)

建長寺と道を挟んですぐ前にありますが、一般公開はされていません。

檀家以外は、年1回の寺社特別参拝のみ参拝が可能となっています。その時には御朱印もいただけます。

円応寺

円応寺の閻魔王 木像

十王寺とも言われ、閻魔大王をはじめとする冥府の十王の木像が納められています(実際には9像)。

鎌倉二十四地蔵霊場・鎌倉十三仏霊場にもなっており、御朱印巡りで訪れる人も多くなっています。

長寿寺

長寿寺 本堂

春~初夏・秋~初冬の約5ヶ月間の週末のみ一般拝観できます。

苔むした庭と四季の移り変わりがとても美しいお寺で、足利尊氏ゆかりのお寺としても人気で、紫陽花と紅葉の時期の週末は大変混雑します。

明月院

明月院

紫陽花や円い窓(悟りの窓)で非常に有名で、紫陽花や紅葉の時期は非常に混雑します。

紫陽花の季節以外も四季それぞれの花が咲き、境内自体が国指定史跡にもなっています。

海蔵寺

海蔵寺

境内には四季折々の花が咲き、東国花の寺百ヶ寺の札所にもなっています。

鎌倉三十三観音霊場第26番・鎌倉二十四地蔵尊霊場第15番にもなっており御朱印巡りで訪れる人も多くいます。

寿福寺

寿福寺

臨済宗のお寺の寺格である鎌倉五山の第3位の寺院であり、北条様子・源実朝の墓と言われる五輪塔があります。

入口となる総門から伸びる石畳の参道は、とても美しく古都らしい雰囲気です。

浄妙寺

浄妙寺 本堂

浄妙寺があったことで町名も浄明寺になっています。

鎌倉三十三観音霊場・鎌倉十三仏霊場にもなっており、御朱印巡りで訪れる人も多いお寺です。

報国寺

報国寺

竹寺とも言われ、境内には竹林が整備され、竹林を見ながら抹茶をいただくことが出来ることもあり、人気観光スポットにもなっています。
鎌倉三十三観音霊場・鎌倉十三仏霊場にもなっており、訪れる人も多いです。

今泉寺

今泉寺

白山神社の別当寺として建てられましたが、明治時代の神仏分離に伴いお寺として存続することとなりました。

管理している人はいますが、何度か訪れてもいつも無人となっています。

常楽寺

常楽寺

北条泰時が創建したと伝わっており、広くは無い境内ですが、仏殿・文殊堂が歴史を感じさせてくれます。

寺名は北条泰時の法名「常楽院殿」からであり、北条泰時の墓も境内にあります。

以上、鎌倉市内の臨済宗建長寺派の寺院でした。

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