鎌倉ものがたり 第10話は、竹取物語をモチーフにした話になっています。
非日常的な話を日常的に表現する鎌倉ものがたりらしい内容ですが、それでも少し作風が異なるような感じを受けます。
鎌倉ものがたり 第10話 詳細
- タイトル:西御門のかぐや姫
- 掲載巻数:第1巻
- 表紙:西御門のかぐや姫
- 登場場所:御成通り・瑞泉寺
- 鎌倉に関係するモノ:夏目雅子
- 登場する魔物:かぐや姫?
第10話の表紙
第10話の表紙は、このエピソードのみに登場する西御門のかぐや姫と呼ばれる女性です。
かぐや姫の姿をした西御門のかぐや姫と亜紀子さんが描かれています。
第10話に登場する場所
第10話には鎌倉の有名な場所が2ヶ所登場します。
- 御成通り
- 瑞泉寺
御成通り
コミック1巻の200ページ(電子書籍版)の上段2コマ目で「御成通り」と書かれたアーチが描かれていることから、御成通りであることがわかります。
御成通りは、鎌倉駅西口から南に伸びる商店街です。
ただ今の御成通りと少し違うことに気がついた人もいるかと思います。
ほぼ同じ場所から撮影していますが、過去の御成通りの写真には漫画と同様、アーチが映っていますが、現在の御成通りにはアーチはありません。
これは、2019年9月9日、台風の影響で倒壊したため、撤去されたためです。
2019年9月の台風は鎌倉に大きな爪痕を残しました。
瑞泉寺
コミック1巻の204ページ(電子書籍版)の1コマ目から瑞泉寺が描かれています。
瑞泉寺は紅葉がとても綺麗なお寺ですが、漫画では銀杏と書かれているものの、実際にはモミジ等の紅葉が綺麗です。
またサクラの紅葉は9月から10月初旬くらいになるため、一番早い時期の紅葉となります。一般的に鎌倉の紅葉は11月中旬頃から12月中旬頃にかけてが綺麗な時期です。
第10話に登場する鎌倉関係のモノ
モノではなく人ですが、第10話には夏目雅子さんが描かれています。
若い世代の人だと知らない人も多いですが、昭和を代表する女優です。27歳という若さで白血病で亡くなりました。
1984年に結婚して鎌倉の由比ガ浜で暮らすようになりました。
第10話の感想や備考
西御門に住む凄い名家のお嬢様は、実はかぐや姫だったという内容の第10話ですが、西御門は登場していません。
なお西御門には、この話があったことで一色先生の足跡板「西御門」の看板が建てられています。
実際の西御門は、何があってもおかしくないような場所で、知る人ぞ知る凄い隧道があったり、不思議な場所です。
西御門や二階堂の奥は、鎌倉アルプスとも言われる山が連なる地域で、史跡が多いものの、埋もれているところも多そうな場所です。
以上、鎌倉ものがたり 第10話(コミック1巻)「西御門のかぐや姫」の聖地巡礼でした。
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