海街diary 第6話は、退院してサッカーチームに戻ってきた裕也、それに伴い、いろいろと葛藤する風太とすずの3人の心の様子を桜とともに描いています。
風太がすずへの想いを強めていくこともわかる話になっています。
海街diary 第6話 詳細
- タイトル:桜の花の満開の下(さくらのはなのまんかいのした)
- 掲載巻数:第2巻
- 表紙:不明(見た目は、野尻邸前に似ている)
- 登場場所:すずの中学校・尾崎酒店・肉のナカムラ・谷戸の桜道・御霊神社
- 鎌倉に関係するモノ:江ノ電
第6話の表紙
第5話の表紙は、竹垣に囲まれた細い路地ですが、どこか場所は不明です。雰囲気的には、野尻邸(旧大佛次郎茶亭)辺りに似ています。
野尻邸は、鶴岡八幡宮近くにある大正時代に建てられた和風木造住宅です。
ただこういう雰囲気の道は、鎌倉市内各所にあるため、場所の特定は難しそうですが、話の流れ的には、笹目町から長谷辺りの裏道のようにも思います。
第6話に登場する場所
第6話にはいくつかの鎌倉の町並みが登場しますが、実際には無いであろう場所も登場しています。
すずの中学校
すずたちの通う中学校から始まる第6話ですが、すず達の通う中学校のモデルは、御成中学校だと思われます。
ただ内部ともなると実際に中を確認出来ないため、第6話のシーンと似たところがあるのかどうかは、不明です。
尾崎酒店
尾崎酒店のモデルとなった酒店はわかりませんが、管理人は材木座にある萬屋商店だと思っています。
肉のナカムラ
肉のナカムラは、作品では由比ヶ浜にある設定ですが、大町1丁目にある「北村牛肉店」だと思われます。
上記の外観から非常に酷似していることがわかります。
ちなみに北村牛肉店のコロッケは絶品です。
谷戸の桜道
コミック2巻の117ページ(電子書籍版)で出てくる谷戸の奥の桜のトンネルですが、作品の流れとしては、由比ヶ浜から坂ノ下を通り極楽寺へ抜ける道になっていますが、そういう道は存在しません。
途中で江ノ電を眼下に見える場所で、ここまで桜が咲いているところは無いため、演出として描かれたシーンと言えます。
御霊神社
裕也とすず、風太が3人で話し合う神社は御霊神社です。目の前を江ノ電が走ることで人気の神社です。
御霊神社の境内は、現在撮影禁止になっているので、鳥居の前からしか撮影は出来ません。
参考:御霊神社
第6話に登場する鎌倉関係のモノ
第6話に登場する鎌倉関係のモノと言えば江ノ電のみです。
他には特にありません。
第6話の感想や備考
風太が、すずと裕也のことをお互いに好き合っていると勘違いするシーンは、まさに青春だな~と思う内容でした。
またすずの気性がやや荒い部分も見える話ですが、すずらしさが凝縮されているエピソードになっています。
第4話までは、香田家の4姉妹の話かと思っていた海街diaryも、第5話第6話を進んでいく中で、すずを中心とした話に変化していくことがわかる第6話でした。
以上、海街diary 第6話(コミック2巻)「桜の花の満開の下」の聖地巡礼でした。
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